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2012年8月28日 森のエコロジー。
エコロジーとは生態系のことである。すべては循環して繋がっているという発想だ。 『奪われる森』(新潮文庫)で、平野秀樹氏と安田喜憲氏が、日本の森の危機に警鐘を鳴らしている。 日本の森が外国資本に買われているというのがこの本の趣旨だ。 日本は森の国である。現在でも国土の70%が森だというが、かつては100%近かったろう。 森が失われると水が失われ、海が失われる。 森は日本の生態系の中心なのである。森を守ることが日本を守ることだ。 この警鐘はよく心に響く。 生き方と信念を持って警鐘し続ける人がいることは、日本にとって幸いである。
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