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2012年9月 6日 ヴィレッジ・コンセプト。
創刊号の記事取材のため、 GKデザイングループ代表、栄久庵憲司氏をお訪ねした。 かの有名な醤油指しをはじめ、 日本のプロダクトデザイン界をリードしてきた栄久庵氏のデザイナー人生を 振り返ったのが本書『デザインに人生を賭ける』(春秋社)である。 ひとつのことを成し遂げようとしたときに、 人生はあまりにも短い。
(道具寺道具村概念図)
物と道具と人の聖地、「道具寺道具村」の設立を デザイン人生の最終目的とされているようであるが、 同じデザイン人生仲間として、ぜひ応援したい。 これからはコミュニティ、テーマパークといった茫洋とした概念を超えて、 「村=ヴィレッジ」が重要な行動拠点になるだろう。 それは「村」がもっとも小さな思想共同体であり、社会だからだ。 |