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2012年9月11日 路地から世界へ。
先日京都に帰った折、 ステキなチョコレート屋さんを見つけた。 三条下通りの路地の奥にひっそりと、 しかし大変おしゃれに存在していた。 「マリベル」というお店である。 ニューヨークから出店しているらしいが、 いきなり東京ではなく、 京都の、それも路地の奥というところに 優雅な出店戦略が感じられる。 ニューヨークから東京では、 モダンからモダンへで、 歴史を感じさせない。 間に京都を挟むことで、 日本の歴史と文化の香りを身に付けて、 それからいずれ東京へ、 という戦略とお見受けした。 違いのい創造と革新こそ、 文化の時代のキーポイントだ。 こんご、京都はその意味から ますます国際性を帯びるだろう。 「路地から世界へ」、 文化の時代は そのようなステップも可能なのである。
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