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2012年9月27日 散歩の時代。
鉄道会館創立60周年記念行事のシンポジウムに パネリストとして参加した。 そのとき同じくパネリストとして参加していたのが 出版プロデューサーの鈴木伸子氏で、 鈴木さんは元『東京人』の副編集長を努められた。 鈴木さんのご著書『東京「昭和地図」散歩』(だいわ文庫)をいただいた。 文化の時代になって注目されているのが「散歩」である。 単なる健康志向ではなく、コミュニティの文化発掘への興味である。 東京というよりも江戸、昭和に対する文化的願望が、 新しい東京再生のポイントになりつつある。 「思い出」は人間だけにしかない精神作用である。 懐かしさは人間だけが持ち得る心の滋養なのだ。 街おこしは散歩から、である。 |