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2012年11月 9日 生活文化創造市場。
梅田の阪急百貨店が11月21日にフル・リニューアルオープンする。 それに先駆けて、10月24日に一部先行公開され、私も行ってきた。 最大の見所は、「買い物客以外の来店動機を作る」戦略の元、 新たに創設された祝祭広場と さまざまな手作り市場で構成されている「スーク」だ。
今顧客は全員がライフクリエイターとなり、 自ら生活を創造しようとしている。 そのような要請に市場感覚で応えようとしているのが「スーク」だ。 生活は今や道具と雑貨の時代になった。 雑貨こそ、これからの消費の主役である。 文化が経済をリードする文化経済の時代が来たと 私はかねてより述べてきたが、 時代がようやくそこまで来たことを「スーク」を見て実感する。 商業は市場の時代になったのだ。 自分流の生活文化を創造しようとする顧客に焦点をあわせねばならない。 |