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2012年11月13日 ビジョン!私も理事として参加させていただいている日本デザイン機構は、 トークサロン「今の共有」という パネルディスカッションを随時開催しているが、 9か月ほど前になるが、評論家の大宅映子氏を招いて、 「今、<ビジョン>を考える ~なぜ明快な<ビジョン>が出ないのか」 というテーマで開催された。 混迷の時期といわれる今日、 ビジョンほど必要とされるものはないだろう。 どのような分野の問題も、 グランドデザイン、セントラルコンセプトなしに、 一歩も進めない時代である。 大宅氏の「日本的ビジョンとは何か」という投げかけに対して、 会場からいくつも意見が提出され、 活発なディスカッションが行われた。 まだ「これ」という段階までは達していないが、 文化が何事もリードする時代、 ビジョンディスカッションほど大切なものはないだろう。
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