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2013年2月15日 立命館大学経営学部50年史。
前回の内田繁氏の『戦後日本デザイン史』に続く、「通史」である。 経営学部は私も5年間教鞭をとっていた学部で、 そのスローガンは「ビジネスを発見し、ビジネスを創造する経営学」である。 もはやビジネスは出来上がったもの継承しているだけでは生き残れない。 自ら創造するものへと変わったのだ。 日本とアメリカの経営差は、その創造性にあるという。 日本企業は、新規事業や新商品・新サービスへの売上高比率は6.6%に対し、 アメリカは11.9%。日本のほぼ倍である。 自社、市場の双方にとって新しい「革新領域」は日本11.0%に対し、 アメリカは51.%(いずれもデトロイト・トーマツ・コンサルティング調べ)。 企業はインベンション&イノベーションの時代。 立命館経営学部も、この方向をさらに極めて人材を育ててほしい。 |