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2013年3月 8日 ソーシャル・デザイン。
私もパネリストとして参加する。 ポイントは「ソーシャル・デザイン」である。 デザインは戦後長い間、広告のためのグラフィック・デザインとして
機能してきたが、今問われるべきは「社会性」である。 社会という一段高い視点からの問題解決の道具なのだ。 社会学的視点で見れば、解決すべき問題は山積している。 私がこのシンポジウムに参加させていただいたのも、 ひとえに「ソーシャル・デザイン」という視点に共感したからである。 このカンファレンスの時間的視座は「20年後」にあるという。 次の式年遷宮である。 私たちは西洋の時間視座になれすぎていて、 どうしても「世紀=100年」という時間視座から離れられない。 式年遷宮は日本には独自の「20年単位」があることを教えてくれた。 下のイラストは、このことに刺激されて描いたものである。
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