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2013年4月18日 内田さんに聞いてみた「正しいオヤジ」になる方法。
これまで吉本興業の発展に尽力された木村政雄氏が、内田樹氏と対談をされた一冊です。お2人で「正しいオヤジ」になる作法を話されていました。
なかなか面白い本です。 2人して、ユニークな面白社会学という視点で対談が行なわれ、一つひとつの判断に対して、ちょっとずれた論点を重ねながら、今の時代の中における課題を浮き彫りにされていた。
例えば、テレビの質が低いのはB級グルメのように、面白ければいい、見たいな発想によるものという指摘は一つの知見とみることができる。
情報化社会における問題意識の高い、リーディングが必要とされる中、課題認識を避けて、番組が作られているとも。
2人とも面白社会学者としての認識したとき、思わぬヒントを提供してくれる。そういう意味で、新視点のアイデアが詰め込まれており、ぜひ、お勧めしたい。 |