|
2013年6月 5日 ブラックスワン降臨。
元NHKワシントン特派員でフリージャーナリストの手嶋隆一さんの話を聞く機会があった。 日本を世界目線の視点をもってみて来られた方でそのお話も流暢で興味深く拝聴させていただいた。 氏は、「日本は情報収集に関して、まったくの無防備」と講演の中で情報スパイに言及され、裏社会では情報戦線が張り巡らされているといい、日本は出遅れているとも指摘されていました。 そういった流れの中で、日本は再軍備を推進させようとする動きがありますが、この現状に疑問を呈していました。 ここに情報外交の面白さに気付かせていただきました。 そういった話の中軸となった本が『ブラックスワン降臨―9.11-3.11インテリジェンス十年戦争』です。 インフォメーションは表層的な情報、インテリジェンスは分析された情報を指します。 日ごろから、インプット情報をクロスさせたアナライゼーションこそ重要な視点であると指摘している私の認識と手島さんのお話が共通の認識にあることに感銘を受けました。 重要なインプットアナライゼーションによって情報は、初めて生命力を持ち、優れたコミュニケーション道具となります。 |