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2013年6月18日 グランフロント大阪。
今、話題の梅田の北ヤードにできたグランフロント大阪を覗いてきた。
梅田全体をパワーシティとして再編されようとしています。 まさに出店に値する、資金力をもった企業を中心に店舗が展開されていました。
新しい冒険というよりも、類似した企業と店舗が広がりをもって存在しています。
新風となったのは、メーカーが広いスペースを取ってショールーム展開されていることです。 各メーカーのコンセプトの拠点となっています。 情報を社会と呼吸する方法ではなく、提供する側にとって、都合よくアウトプットされるようなものになりがちである中、コンセプトを情報化していく都市のインパクトとしては、少し物足りなさを感じました。
しかし、飲食に関していえば、高い集積を実現させています。 くいだおれ、大阪として、この集積によりウェルカムプログラムとしてプラスとなっています。
その中で、お世話になっている金井社長の無印良品は、スケールのある店舗展開をしています。 内装も含めて、木の持っている魅力を見事に再編し、店舗そのものが学習できる木育の場として機能しています。
ここでご紹介する本は、「Café & Meal MUJI」というレストランがグランフロント大阪の端にくっ付いているようにしてあったにもかかわらず、圧倒的な混雑振りだったこと。無印の新しいフェースを引き受けるのは、時間の過ごし方そのものを提供する場が証明されていました。 モノではない。人との交流を提供するカフェレストランの構想を正面に据えても良かったのでは? 自然との共生という中、ビオやオーガニックという着眼があれば、より先鋭的に見えたのではないだろうか。グランフロント大阪の持っている新しい可能性は、皆様方のにらみの中にこそ、存在しています。 |