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2013年8月 6日 LOVE TOKYO SUMMER 2013 ROPPONGI HILLS。
六本木ヒルズのサマーカーニバルを草間彌生が引き受けた。
蛇腹折に閉じられたパンフレットを開けるとB1サイズの巨大なイラストが現れ、その中央には「LOVE FOREVER」と書かれてありました。
そこには草間彌生のアート空間が広がっていました。
彼女の作品が大好きで、先ごろ出版した『群生する個性』のイラストも彼女の画集に影響を受けて書き込みました。
今、リテーラーのプロモーションに起用されている。現代芸術は町自身が表現舞台となった。現代美術は、額縁に入れて「とは何か」からアートが一般化し、市民権を獲得してきました。いまやシチズンシップクリエーションとして、活力として役割を引き受けています。
六本木ヒルズはオープニングコンセプトにもシティアートを入れてスターとを切り、村上隆はじめ現代美術家の力を生かしています。 館内にビッグスパイダーの彫刻があるなど2階のプラザアには現代美術がランドスケープを形成しています。オープンシティミュージアムとしての色彩を持っていることに感服します。
ショッピングセンターであるパルコもアートへ回帰しようとしています。 今、オープンミュージアムが共有しようとしている次なる感性は、人々の共想力といえる心理の希求とつながっているのではないか。 |