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2013年9月10日 2020TOKYOついにオリンピックの開催地が東京に決定しました。 思い返せば前回の東京オリンピックは1964年。国が変わっていくなというのを感じました。今再び東京はオリンピックというチャンスを得たのです。2020年に向けて取り組んでいかなければならない課題は沢山あります。 日本は商業発想に世界目線の構想力が備わっているとはいえない。例えば渋谷には海外向けのインフォメーション・センターがない。この最大の機会に課題解決の構造を作っていかなければなりません。 また、我々は福島の問題を抱えている。東京オリンピックによって世界から注目が集まっている今、日本は原発の問題に手を抜くことはできない。なんとしてでもやり遂げなければならない。 成果が発揮されるのは7年後。日本は国際型のグローバリズムに転換できる素晴らしい機会の中に居ます。2020年に向けて目標設定ができたということです。日本の都市が世界都市になるチャンスです。 シティ・リテイリングをあずかっている人々にも世界目線が必要になる。日本全体に世界的な視点のウェルカム・プログラムが必要です。 今回は世界のエネルギーを集めて、自分たちだけでは出来ないパワーを与えられています。日本人だけが良ければいいのではなく、日本によって世界が一つの事をやり遂げられていく構造を作ることが大切。 東京だけの話はありません。周辺で何が出来るかも重要となってきます。例えば大阪の梅田シティがインターナショナルシティとして顕在化できるのかも課題になる。東京でいえば渋谷や銀座。こういうコンパクトシティをどう作るか。そこにウェルカム・プログラムを搭載するときが来ています。 世界が一つになっていくわかりやすい流れ。我々の国際的な目線を活かす時です。今後様々なプロジェクトをそれに向かって立ち上げていきましょう。 |