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谷口正和 プロフィール

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2013年10月30日

アメリカ住宅金融の仕組みと証券化

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マネーエコノミーの問題を取り上げた書籍を

立命館大学大学院で同じく教鞭を振るう森利博氏からお送りいただきました。

 

彼は、カリフォルニア大学バークレー校経営大学院を卒業し、MBAを取得されました。

 

後に三菱商事、ゴールドマンサックスを経て、立命館大学大学院経営管理研究科教授に着任されました。

 

サブプライムローン問題以降、見え隠れする展望について説かれている。

 

ここでご紹介したい。

2013年10月29日

はじめてのふろしき

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風呂敷の老舗 宮井株式会社の代表取締役宮井さんから本書をお送りいただいた。

本書では、同社の企画開発室長の久保村正髙さんが監修されています。

 

久保村氏が風呂敷の魅力や活用法について解説されている。

生活の道具としてこれほど知恵のあるものはあるのかという視点が盛り込まれており、日本文化とクロスします。

 

風呂敷を通して、江戸時代の美学が伝わってくる。書籍が宮井さんの手によって世の中に出てきたことをご紹介したい。

 

さらには、商業プロモーションという概念を超えた伝え方の革新となる本、伝えること自体、情報商品として捕らえる着眼。文化出版という発想に強く共感します。

2013年10月28日

ディープ ルーティッド

話題はいずれ消えます。

しかし、話題になれば世界から顧客が訪れます。

メディアは、ニュースを探し続け、小さな話題も見逃しません。

 

自らの店舗がテレビに取り上げられたことをチャンスと見るかどうかは、次の準備が出来ているかどうかになります。

 

一方、地域密着で営業を展開されている中で育まれる常連客。

深く根を張ることで広げてきた顧客連鎖が断ち切られることも危惧しなければなりません。

 

文化社会の今、他者との関係が最も重要な視点ということも鑑みておかなければなりません。

2013年10月28日

京都ミュージアム探訪

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先日、京都の門川大作市長とお目にかかることがありました。

 

そこで京都ではミュージアムを大切にするという話がありました。

実際にスモールミュージアムを集めた『京都ミュージアム探訪』という書籍にまとめておられる。

 

民間を含め京都新聞社が出版を引き受け、京都市教育委員会、京都市内博物館施設連絡協議会が中心になってまとめたもので、約200にわたるスモールミュージアムがまとめられている。

 

ここで大切なことは、訪問に値する価値を小さくも提示していくことです。

京都は世界的にもスモールイズビューティフルという価値軸を担っている。

 

スモールミュージアムの展開にとどまらず、そのガイドについても重要なポイントだと思います。

2013年10月24日

Reading Cinema

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京都国立近代美術館で展示されていた

「映画を巡る美術」マルセルブローターズから始める

を鑑賞しました。

 

これは映画のフィルムアート展。

映画監督は言葉を探します。

その従来の言葉を拒否して、アートとなります。

 

古い静止画像を超えて、フィルムが映し出した単調でありながら、鋭い心理の描写は一人ひとりの内面を創造の世界に引き連れていきます。

 

京都という歴史と宗教のバックヤードのある都市舞台をここに感じられます。

潜在的感受性、哲学的美学。

日常の奥底にある次なる感性が突きつけてきます。

フィルムアートの持っている可能性をするどく感じることができた展示でした。

2013年10月24日

豆皿京都地図 マチノカケラ

 

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これは、京都の清課堂の七代当主山中源兵衛さんが企画された、金物の豆皿です。

いろいろな素材を使われ、作家の努力が生活の道具として、一番小さなお皿に知恵が集まり、その日々の食文化を支える新しい道具の美学がここにある。

 

山中さんの企画の優れた先進性は、生活の道具という重要な使用価値を押さえながら、どこまで自在に遊ぶことができるか。

 

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作品主義に陥って役に立たない匠芸術家が増えすぎている時代に、間違いない着地を示されたすばらしい企画である。

 

豆皿という日本の食生活のディテールをなす道具に新しい未来観を見せてくれた海外を含む41人の作家たちに応援歌を贈りたい。

2013年10月23日

Marie

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2020プログラムの中で素敵な東京をどう表現するのか。

NY、パリ、ロンドンには、すでに素敵なビジュアルアーツ、シティライフスタイルガイドが存在しています。

 

素敵なパリのライフスタイルガイドが絵本になっていることに驚き、購入しました。

 

これぞ、パリのグッドアイデアという気がしました。

2013年10月22日

RUNjoy Style Diary 2014

 

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TOKYO2020に向かって、ランニングすることが素敵な日々のプログラムという潮流が見られます。

そこで、新しいクラブ活動を立ち上げました。

それがKAME Running Clubです。

 

この活動では、ゆっくりと身の丈で、無理なく続けられる運動に重きを置いています。

そして気が付いたら、自分自身が1位になっているということを掲げています。

 

高齢社会の中で、スローランニングを続け、心身ともに健康であることのようにコンセプトを掲げています。

 

その心するところはナチュラルサスティナビリティ。

10月から始めました。

 

ぜひ、アクセスを。

2013年10月16日

知ることで変化対応できる

 

 

 

日本酒を飲む人が減っています。

しかし世界では増えています。

ワイングラスで飲む日本酒はクールワイン。

 

しかしながら、こと日本国内においては、若者のアルコール離れが目立ちます。

 

日本の食文化酒としての組み立てが大切です。

 

情報化社会は、話題が消費される時代です。

情報は話題や物語、日本酒を文化として広めていかなければ、新しい興味客は育ちません。

 

素材やプロセスの後悔を素敵なお話にして伝えていきましょう。

2013年10月 9日

生活表現の時代

 

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ライフデザインジャーナルvol.3ができました。

成熟社会のライフスタイルというテーマを掲げ、草月流の四代目勅使河原茜氏と語り合いました。

 

グリーン&フラワー、自然と共生する暮らしとティータイムは、素敵な時間の過ごし方の入り口となります。

 

TOKYO2020へのシナリオから溢れるエネルギーは、ウェルカムプログラムへ着地させていくコトが大切です。

 

お花を生け、感謝の気持ちを表します。

その入り口に花がある「季節の変化」は華を通じて生命の喜びの共感となります。

 

四季の表情を持つ街には、お花屋さんと八百屋さんは欠かせません。

 

華文化そのものを情緒溢れる表現文化として、取り戻していくことをメッセージされている。この対談を入り口に、暮らしの中に芽生えるホームベンチャーという概念にまでつなげています。

2013年10月 7日

ワークシフト

 

働き方に生き方も加わっていく時代。

これからの地球社会は共生と再生の社会です。

 

ビジネスを卒業した隣人が楽しみながら助け合う社会は、ライフコミュニティ。

 

一人でも二人でも、課題解決に手を差し伸べる助け合いの精神は、地域社会のライフデザインであり、身近なところから実践していきたいものです。

 

まずは当社を卒業した人ともう一度手を組んで仕事に取り組むというこれまでにない発想を実践していくこともその一つだと考えています。

 

様々なワークシフトの形に取り組んでいきましょう。

2013年10月 2日

EnergyLink&

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空間デザイナーである北山孝雄さんから

「EnergyLink&」エナジーリンクという小冊子が届いた。

これは、時を代表するパーソンのコメントを集めたリポート集である。

 

政治家の岸本周平氏、ファッションデザイナーのコシノジュンコ氏、スターバックスコーヒージャパンのCEO関根純氏、インダストリアルデザイナーの栄久庵憲司氏からも寄せられている。

 

多彩な人材がコメントを残し、同じような志向を持つ人たちで、

現代の知恵という認識を時代の中に戻していく役割を担っている。

私自身の認識とも重なり、共感が連鎖しました。

 

このすばらしいコメント集をここに紹介させていただく。

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