|
2013年10月24日 Reading Cinema京都国立近代美術館で展示されていた 「映画を巡る美術」マルセルブローターズから始める を鑑賞しました。
これは映画のフィルムアート展。 映画監督は言葉を探します。 その従来の言葉を拒否して、アートとなります。
古い静止画像を超えて、フィルムが映し出した単調でありながら、鋭い心理の描写は一人ひとりの内面を創造の世界に引き連れていきます。
京都という歴史と宗教のバックヤードのある都市舞台をここに感じられます。 潜在的感受性、哲学的美学。 日常の奥底にある次なる感性が突きつけてきます。 フィルムアートの持っている可能性をするどく感じることができた展示でした。 |