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2013年11月13日 セブンプレミアム進化論
セブンプレミアムというプライベートブランドに潜む役割に着眼され、鈴木敏文会長インタビューを収録した本書は、次なる小売業のあり方を示唆するものでした。
そこに着眼し本書を編集された緒方知行、田口香世の両氏は、 量から質の時代に転換した社会を掴み取り、 業界という枠組みを超えた生活者の代理を担う舞台へと飛躍していることを掴まれていました。
365日24時間1万5000店というインフラも活用し、他を圧倒するほど生活者の日常に溶け込む術がつづられていました。
それは店舗をメディアと認識し、その進化を具現化した小売業の理解を凌駕するほどのもので博学多聞に及ぶ内容となっています。 多面的に商品を提示することは、あらゆる課題解決を促していく。
月刊誌『2020 Value Creator』の主幹と編集長を務める2人の視点に敬意を表するとともに、本書に込められた小売流通の極意に感服します。 |