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谷口正和 プロフィール

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2014年4月30日

無色有情

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私の後輩である百瀬恒彦氏の写真展を訪れました。

 

彼がモロッコを旅したときの作品は今の時代を受信する、するどいアートジャーナリストとしての世界観が漂っています。

 

今、写真家という職業はとても難しい時代になっています。

 

写真は、技術的な課題がクリアにされ、誰もが平等に写真を楽しめ、分かち合えるものとなりました。

 

彼の作品は、クラフトマンシップという姿で印画紙を工夫しよりアート性に近い作風を打ち出しています。

 

写真が現代を写し出す装置だとすれば、静止画像の中にはメディア社会における固定という概念の鋭さは、まさしく絵画と同じ課題に直面し、ビジュアルアートという領域にまで到達しました。それはまさしく過去をリセットし、新しい世界へのシナリオを見つけようとしています。

 

カメラマンとしての資質は、生き方と繁栄の中で何を得ようとしているのか、というところに収斂されます。

 

多様なコラボレーションテクノロジーから、何が人生をかけて追求するテーマなのかが問われているのでしょう。

2014年4月28日

ニューワークシフト

現場にこそ、顧客のすべてがあります。

 

情報サービス化社会は顧客ニーズに対して柔軟に対応し、

限定性がありながらも多様な受け皿が必要です。

 

何事にもYes, OK! というサービス精神をもって自分の立ち位置を

自己都合の優先から顧客優先へ転換する小さな単位が成功を生み出します。

 

これからは共感する認識を持って果敢に転換していくサービス革命が大切です。

 

例えば、都市インフラの交通も24時間営業に挑戦するチャンスが来ているのでは。

2020年に控える五輪に向け、都市自体が柔軟に対応できてこそ、世界都市といえるのです。

 

2014年4月24日

新しい出版のご案内です。

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世界の成熟した代表都市ニューヨークやパリにおいて

哲学や心理学に関するベストセラーが登場しています。

 

その中身はいずれも、幸福に対する価値への注目。

いずれ東京でもその流れが来るでしょう。

 

この幸福に対する認識は、日ごろ行なっている当社の情報整理学『IMAGINAS』の研究と重なるところがあります。日常の中にある等身大の喜びこそ、生活者が求めている。つまり、日常の些細なところに幸福の原点があるいえます。

 

今回はその着眼を幸福論としてとりまとめ、ライフデザインブックス新書にて発刊しました。

 

新刊なので早々ご紹介させていただきました。

2014年4月23日

和の美を問う 北大路魯山人展

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京都・何必館(かひつかん)で開かれている「和の美を問う 北大路魯山人展」を訪れました。

 

北大路魯山人は和の美学を生活表現として捉えています。

 

彼は陶芸家や書家と分けて認識するのではなく、表現者として総和している生活芸術家といえます。それはどのような技法も書き方も含め、すべて生活空間の創出に直結し、四季のある日本は自然共生、自然潮流表現という特色を持っています。

 

今回は館長の梶川芳友さんが、魯山人の生活美全体を力まず伝える展示です。没後55年を迎える魯山人の美学について、館長とカメラマンの稲越功一さんの共著で「野に遊ぶ 魯山人 四季のうつわ」は素晴らしい写真集でもあります。

 

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魯山人は著書の『独歩』においても生き方そのものに軸足を置いた着眼で綴られ、私が掲げるライフデザインと重なりとても共感しました。

 

5月29日までの開催です。

2014年4月22日

冠婚葬祭入門

 

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一条真也さんから書籍が届きました。

 

私が東急エージェンシーで働いていたときの後輩にもあたる才人。

現在、株式会社サンレーという九州地区で一番の冠婚葬祭の会社の社長を務め、今回、冠婚葬祭の入門書をまとめられました。

 

この本は、現代社会が従来の祭事が社会的に崩壊し無縁社会となり、個別の中で完結してしまっている現状に警鐘を鳴らすべく出版。

 

伝承文化に対する認識が低くなった中、新しい視点で冠婚葬祭を見つめ直そうという社会的な活動といえます。

 

祭事は人生の歳時記という着眼から、神への感謝や民族的なよりどころとなり、それが「生活文化の核」となります。

 

もともとマーケッターである氏の取り組みは、社会価値を再構築していく意義あるものとして応援しています。

2014年4月21日

プロ意識の時代

山本富士子さんの講演を聴講しました。

 

ご本人から生き方と働き方を重ねてこられたのを強く感じます。

そして、それは自分の役割を全うすることだと語られました。

 

生涯現役でプロとして生きる。

 

その基本として何事も「初めて」で社会に出てはなりません。

何度も練習して、社会に還元する。

 

一分、一秒に魂を入れましょう。

一人ひとりが意識することで、企業のプロ意識へとつながります。

 

本気で生きることの素晴らしさを知る時代が来ていると思いました。

2014年4月17日

東京2020計画地図

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かんき出版で永く編集リーダーを務められた藤原雅夫さんから本書をいただきました。

 

それが<東京2020計画地図>

今後、東京オリンピック開催の2020年までに東京がどのようにかわっていくかを整理したものです。

 

この計画地図にはビジネスチャンスが眠っています。

それぞれ7つのエリアに区分けし、代表的なイノベーションエリアが掲載されています。

 

今後、東京の一大拠点となる可能性が感じられ、シティインシティとしての小東京創造時代を感じます。

たいへん具体的で興味深い本なので、ご紹介したい。

 

かんき出版

1400円(税別)

2014年4月16日

ライフデザインジャーナル4

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これはデザインとマーケティングの未来を基本コンセプトにした、我が社発行のフリーペーパーです。今時代の認識は何が求められているのか。ご興味いただければ、ぜひ手に取って下さい。

 

今回は、『日常の幸福論』をテーマに私が尊敬する音楽ジャーナリスト湯川れい子さんと対談し、彼女自身の行き方に学びます。

 

湯川さんは稀代のジャーナリストでもあり、多くの楽曲への作詞も手がけられています。

 

あのビートルズ来日の時に日本で始めてのインタビューをされ、時代背景と音楽のあり方についてお話いただきました。

 

ご入用の方は、弊社までお申し込み下さい。

担当:有木 03-5457-3048

2014年4月15日

We're りんご Lovers

 

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友人で、大手出版社で長らく編集長を務め、

フリーとなられた博多玲子さんから本書をいただきました。

 

この本は、青森の特産品である「りんご」を多面的な視点で描いたスーベニールブックになります。

 

りんごを軸足にして編集された、地域の特産ガイドとして完成しています。

まさにりんごが、生活の絵の具として描かれています。

 

素敵なので、みなさんにご紹介します。

 

主婦と生活社

本体1300円(税別)

2014年4月14日

デトックス・スタイル

強欲の中にある現代社会。

欲の8分目の暮らしで、これまでにない充足感が得られます。

 

断・捨・離など大事なものを厳選圧縮し、知足の状態を維持していきましょう。

その先にベストセレクションというライフスタイルが新たな価値が芽生えていくことでしょう。

 

今、問題視されている課題を解決へと誘う大きな潮流となって、

本当の意味で共感連鎖の中で自立し、依存からの脱却を果たすことへの流れが生まれるはずです。

 

生活者の暮らしにある本質性こそ、素敵な魅力となって突き抜けていくのです。

2014年4月 9日

心に人生の宝物を持つ

女優の山本富士子さんから、講演のご案内をいただきました。

題目は「心に人生の宝物を持つ」です。

 

女優として仕事の喜びがある一方、苦難に対しても果敢に乗り越えてこられました。

 

私も懇意にさせていただいていた、夫の山本丈晴氏亡き後は、

きっと心の中にある思い出と対話し続け、楽しく生きることを見いだされたのではないでしょうか。

 

会場は、六本木ヒルズハリウッドプラザ ハリウッド大学院大学で、日時は、2014年4月16日(水)で講演会14時~15時30分、茶話会15時40分~16時40分の2部構成です。

 

私もぜひ、参加させていただこうと思います。

2014年4月 8日

勝つまでやめない!勝利の方程式

 

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日清食品ホールディングス代表取締役CEOの安藤宏基氏の本を紹介したい。

 

企業は勝ち、負けという中ではなく、新しい社会貢献の中でこそ成長があります。

そこに力点を置いた社会は新たなマーケティングイノベーションを呼び起こします。

 

日清食品の成功事例を出版し、社会財化させる着想が斬新です。

 

また印税を国連WFPへ寄付されるというのも、

次なる公共資本主義という着眼が感じられます。

2014年4月 7日

横につながる広がり

デザインは垣根を越えて機能別に語られ使われてきたデザインを

社会改革の道具として次なる社会構想の視点として再定義することが求められています。

 

その認識の中から<日本デザイン機構>や

<日本デザインコンサルタント協会>が生まれました。

 

私はその組織のスタートメンバーとして参加し、

縦から横へのデザイン連携を活性軸に提言を強化する

大切な時期が今だと思っています。

2014年4月 3日

UFOの製作を考える

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私の親友である福田智六氏からノートが届きました。

彼は同じ武蔵野美術大学の同期で、優秀なプロダクトデザイナーのキャリアを積んできました。

 

日本では、白い目で見られがちなUFO。彼はこの不思議さを研究すべきだと考えてきた。

 

地球もまた宇宙の一つとして存在している以上、われわれにとって無知の宇宙がほとんどであり、その価値連鎖の中に我々も存在している事実があります。

見方を変えると、宇宙の中に住み、未知の宇宙の表現者でもあります。

 

彼は科学的な見地を含め、飛行理論についてリポートを送ってきた。

 

リポートの中には魅力的な言葉が並びます。

フリーエナジー、浮遊飛行、タイムトラベル。。。。

ニューサイエンスの構造を持って解明していきたい謎への報告です。

 

面白い研究ノートを送ってくれたので、紹介したい。

2014年4月 2日

COREDO室町

 

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3月20日、COREDO室町がグランドオープンしました。

 

注目すべきは、COREDO界隈を通る、浮世小路とか仲通りの両脇に桜の木が植えられ、一つのゲートを引き受けていました。

そして街全体を包み込む香りや匂い、色彩は江戸の美学が感じられ、体験学習というエリアとなっていました。さらには2014年10月には福徳神社が竣工予定です。

 

この今までにない新しいゾーニングは文化を点線面でつなぎ、なにかなつかしき江戸を復元しているようでした。

 

また9つのスクリーンを持つ新体験のシネマコンプレックスもTOHOシネマから提供されている。そのシートのすわり心地は、飛行機のビジネスクラスやファーストクラスのようでした。それに加え、天井にも音響設備が設置されており、全空間を音として共鳴することを可能にしていました。「おもてなし」の感性レベルも次のクラスへですね。

2014年4月 2日

ソーシャルリーダーシップ

日々の幸福の風景は貢献と奉仕の流れの中に存在しています。

 

たとえ、どんなに小さなファクターであっても

新たな課題解決の項目を再提案していきましょう。

 

日常の中で価値が回転していきます。

生活型専門大店としてリテーラー自身が生まれ変わらなければなりません。

 

単にセールスを行うのではなく、ライフサポートするという認識が求められています。

ソーシャルリーダーシップをいかんなく発揮していきましょう。

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