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2014年4月23日 和の美を問う 北大路魯山人展
京都・何必館(かひつかん)で開かれている「和の美を問う 北大路魯山人展」を訪れました。
北大路魯山人は和の美学を生活表現として捉えています。
彼は陶芸家や書家と分けて認識するのではなく、表現者として総和している生活芸術家といえます。それはどのような技法も書き方も含め、すべて生活空間の創出に直結し、四季のある日本は自然共生、自然潮流表現という特色を持っています。
今回は館長の梶川芳友さんが、魯山人の生活美全体を力まず伝える展示です。没後55年を迎える魯山人の美学について、館長とカメラマンの稲越功一さんの共著で「野に遊ぶ 魯山人 四季のうつわ」は素晴らしい写真集でもあります。
魯山人は著書の『独歩』においても生き方そのものに軸足を置いた着眼で綴られ、私が掲げるライフデザインと重なりとても共感しました。
5月29日までの開催です。 |