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2014年8月20日 Expression representation opinions
メディア社会は伝え方に革新をもたらしました。 今、重層する表現力の行方が問われています。
表現は自己と他者を分け隔てず、社会全体をリンクさせた先にある統合されたセンス。
それは、直感を誘発させるセンシティブオピニオンを内包したものであり、 現代社会は表現の総和が作り出しているといえます。
そして総和は次の社会に向けた雰囲気、アトモスフィアを稼働させていきます。 その概念は、興味や鮮度を先行させて新たなステージへと誘います。
私たちは感情を含みこんだ世論、社会意識としてのパブリック・センチメントを受信することになるでしょう。 2014年8月13日 招き猫の貯金箱
招き猫の貯金箱を「和のギフト」をテーマにした アトレ恵比寿にある「置地広場」で購入しました。
そもそも日本の商いというのは、いろんな角度から幸運を引き寄せようとします。
関西でも、「お福さん」など、幸せを願い店頭に飾るウェルカムプログラムがあります。
訪日観光客2000万人を迎えるための準備とは何か。 そのヒントがここにあるように感じています。
お客様に店を覗いてもらうという提供者が願う幸運は、 お客様に対して幸せな体験を提供できる店舗独自のシナリオが大切です。
2020年は思ったよりも早く訪れてきます。 「おもてなし」のシナリオを改めて、認識したいものです。 2014年8月11日 ヘルシーワークシフト健康的な日常の中に仕事と生活のバランスが取れるようにしよう。
長く続く働き方への移行を当社も取り入れました。
続けられることが人の育て方とイコールであるから、 従来の生き方と働き方を大きく変更すべきパラダイムシフトをチャンスにしたいものです。 2014年8月 8日 草月流 秘蔵コレクション展
勅使河原蒼風、霞、宏が受け継いだ「美」のコレクション展が パレスホテル東京で開かれます。
ピカソ、ダリ、ウォホール、岡本太郎、俵屋宗達など 名だたるアーティスト作品が並ぶまさに秘蔵との出会いです。
個性が個性を求めてのコレクション。 イマジネーションとしてのファイリングとして公開される芸術財です。
8月13日から21日までの1週間あまり。 私も足を運んでみたいと思います。 2014年8月 7日 OPAM
来年の春にオープンする「大分県立美術館」。 そこで館長を務める新見隆氏から案内が届きました。
西武美術館・セゾン美術館でキュレーターとして活躍した彼に加え、坂茂氏の建築、そしてCDLの平野敬子氏と工藤青石氏の2人のデザイナーがタッグを組んだコミュニケーションプロジェクトとなっています。
東京一極集中から、地域社会のインパクトが求められる時代。 コンパクトシティの様々な多様な可能性が感じられます。
数あるコンセプトワードの中から、五感と可変性に目が引きました。 シナリオがブレイクスルーした先に新しい訪問の価値創造を見据えたメディア性の高い美術館として、注目されることでしょう。
これからの新しい美術館の姿を垣間見た気がしたので、 ここにご紹介させていただきました。 2014年8月 6日 ECO EDO 日本橋COREDO室町日本橋三井ホールで、 「アートアクアリウム2014~江戸・金魚の涼~&ナイトアクアリウム」が開催されています。
幻想性の高い金魚の魅力をいかし、アートアクアリウムがイリュージョンとなりました。 その創造性は大きな可能性を感じずにはいられません。
急激に人気が高まり、累計入場者300万人を突破とは驚きです。 都会の真ん中で、ECOとして発芽し、EDOの想像力から世界へ広がります。
もはや、このプログラムアートは、東京の夏の風物詩となったようです。 2014年8月 4日 ヒューマンデザインベース世界は今、感性受信の時代にあります。
未来都市を構築する中、2020という分かりやすい目標を活かして ウェルカムプログラムで世界に日本の美意識を発信するチャンスが来ている。
世界顧客への想像力を発揮してサイン計画やスーベニールなど 多くの場面でデザインサイエンスが求められています。
すでにある足元特長から社会データにいたるまでオープンイノベーションのもと、活用すべき財であるという認識が大切です。
情報社会の今、技術革新ではなく、 明確な新しいコンセプトの実現こそ新しい技術、古い技術を混在活用する礎となります。
次の時代を牽引する力は、感性そのものにその着地を求めてのベリーグッドデザインにありそうです。 2014年8月 2日 食のミュージアム「ぽんしゅ館」
新潟は、越後、魚沼産の米をはじめ、醸造発酵の一大拠点です。 「ぽんしゅ館」では、日本酒をはじめ、味噌や醤油など約4000アイテムが試食できます。
しかも、新潟駅に隣接してあることから、新しいタイプのミュージアムレストランともいえるのではないでしょうか。
さらに醸造所の歴史ドラマも体感でき、その感動のシナリオに感心している次第です。
新潟の食に対する発行醸造も含めたミュージアム。 これこそ、まさしく「食のミュージアム」といえるのではないでしょうか。 2014年8月 1日 室井鐵衛 マーケティングの本質―その源流と展開マーケティング界の重鎮の一人である高橋弘さんから書籍をいただきました。 本書は彼が師とあおぐ室井鐵衛さんの追悼集になります。
室井さんは1919年の生まれで、株式会社時事通信社から株式会社大広常務を経て、千葉商科大学教授などを歴任。室井自然学を学ぶ「自然塾」も開校されていました。
その教え子が、追悼の意を込めて書きまとめたものです。
私も以前、マーケティング協会の編集で室井先生とお会いし、お世話になったことを懐かしく、多くのことを学ばせていただきました。
お亡くなりになられた室井先生に哀悼の意を表します。 |