2014年9月25日
ロバート・ドアノー展
京都は祇園にある何必館・京都現代美術館に足を運びました。
梶川芳友さんが館長を務めるこの古都の小さな美術館で開かれていたのは写真家ロバート・ドアノー没後20年の展示。
本展示は、ドアノーが切り取ったパリの生活者の写真が集められています。
パリは世界中からツーリストがやってきてそのライフスタイルを学んでいく生活者ドラマの街であると言えます。
我々が彼らの呼吸までをも感じられるのは、ドアノーのカメラがまるで呼吸をするかのように撮影するからでしょう。
シャッターはいつ切られたのか分からず、フラッシュは誰にも気づかれない。
生活の海の中でひっそりと生きた写真家の展示をここにご紹介します。