|
2015年1月28日 VOGE
ヴォーグジャパンは、創刊から15年目を迎えました。 この機会に、編集長の渡辺三津子さんをお招きし、ヴォーグについてコンセプトスピーチをいただきました。
もともとアメリカのハイグレードファッション誌としてスタート。 ヴォーグは、世界各国がハイファッションで連鎖する感性の市場構造を構築するために、送り込まれたコンセプトブックという位置付けとなっています。
創刊15年記念号の発行では、椎名林檎、米倉涼子など10人のトップモデルらを起用し、新たな生き方を提示する象徴的な場となっています。多面的な切り口も作り手を絞込み、読者層も絞込みをかけて、重厚な連鎖を生み出しています。
感性的な言語を使い、ハイスタンダードなデザインやアートを読者とうまくつなぐことができるか。
講演では、感性の群像劇ブランドエディションというところが戦略的な課題であるように見えました。 まさしくヴォーグというメディアの一つのシナリオ劇場を見せていただいたような思いです。
|