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谷口正和 プロフィール

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2015年2月25日

谷口正和/おんなたち

たまたま本棚を整理していたら、今は無き『タッチ』という雑誌が出てきました。

私の漫画が載っています。

 

これがファーストシーンとラストシーンです。

 

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今から44年前の1971年、東急エージェンシーでデザイナーをやっていた私のところに、この雑誌の編集長が訪ねてきて書くことを依頼されました。それは当時有名な「ガロ」という漫画誌で新人賞を取ったから。

これからは同窓会の時代がやってくる。

仲間と共に未来と思い出を行ったりきたりする時代が来る。

そういう着想のもとに、女たちの同窓会、今でいう女子会の様子を描いています。

 

漫画志望者として書いていた時期もあるということを、皆さんに覗き見していただきました。

2015年2月24日

堀木エリ子著/生きる力

先日、和紙デザイナーの堀木エリ子さんにお目にかかって久々に色々なお話をしました。

 

5月の文化経済研究会でお話をしてもらうのにあたり、彼女の著書『生きる力』をご紹介したい。

 

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生き方と働き方は100%イコールであると立ち上がって、日本の和紙の危機を救うために伝統工芸の世界に飛び込んでからの道程が書かれています。

今でこそ和紙は世界遺産に登録されていますが、厳しい寒さの中で和紙を漉き、新たな設計図を描いていく。

彼女がそこに取り組み、一歩も引かなかったことをさわやかな言葉で書ききっています。

 

素晴らしい生き方に踏み切った彼女の生き方に大いなる共感と好感を持ちます。

2015年2月23日

自己表現の時代へ

社会証明のための自己表現にますます大きな注目が寄せられています。

 

2012年の4月からダンスが小学校で必修科目となり今年でもう3年になろうとしていますが、

口先だけのメッセージではなく全身でのボディランゲージが求められているということを身に付けようということでしょう。

AKB48やEXILEなどのダンスグループは世界に突き抜けていく力を持っている。

 

我々も、静止画から動画へ。コピーからエディションへ。

止まっていた物を活用し、ストーリーを伝えていけることが大切に。

2015年2月20日

決定版 おもてなし入門

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一条真也氏から書籍が届きました。

 

日本人が忘れかけてしまった「礼」の精神をもう一度、取り戻す一冊としてホスピタリティの精神が随所に盛り込まれています。

 

一つひとつ整理していくことで、「ココロのジパング」を叶え、

本当のおもてなしとは何かを説かれています。

 

その心構えがまとめられた書籍です。

 

2015年2月19日

おひとりさまの終の住みか

 

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おひとりさま研究者の一人、中澤まゆみさんから本書が届きました。

ノンフィクションのライターとして、終の住みかを取材されています。

 

人はどこで安心して死ぬことができるか。

 

この課題に対して、ノンフィクションライターとして、多くの問題を提示されています。

 

高齢者住宅に移ったと思えば、最期にはともに暮らす。

高齢社会における町のあり方について考えさせられる書籍です。

 

死に場所となる「しまい方」を考える上で、意味のある一冊です。

2015年2月19日

最新エリアマネジメント

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小林重敬先生は日本都市計画学会の会長をはじめ、様々な役職を経て

東京都市大学の生活学部教授になられた方で、そこで私とは教師仲間ということになります。

 

本書をまとめる中心的役割を引き受けられた「都市を地域社会経営」のケーススタディブック。

 

それは、エリアブランディングの認識と重なりながら、

デザインマネジメントの必要性を提唱されています。

2015年2月18日

幸福な国の暮らし

当社のスタッフの妹さんが、

今、バヌアツでボランティア活動を行っている。

 

バヌアツは、南太平洋に浮かぶ小さな島国ですが、

2006年、世界で最も幸せな国として選ばれたそうです。

 

小さな国のほうが丁寧な幸福感を育んでいるといえます。

 

その小さな存在力が注目力を発揮して、周辺を巻き込みながら地球へと影響を広げていく。

 

人々が幸福だと思える暮らしを増殖させていきたいものです。

2015年2月12日

フィルムの可能性

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女優兼エッセイストの小山明子さんが、毎日放送プロデューサーの井本氏と「東日本大震災の南三陸町の人々」をテーマに対談されるというご案内をいただきました。

 

南三陸町の応援団として、800時間にもおよび取材テープを編集された上映会も組まれています。

 

このご案内から、新しい映画の活用法に気付きを得ました。

上映会への参加は、運動体そのものへの参画を意味し、今の時代の共感連鎖づくりの方法論となっています。自主メディアを駆使したコンテンツを活用したキャンペーン。

あれから、もう4回目の3.11です。

 

またWANの理事長である上野千鶴子さんも、自主映画『何を恐れる フェミニズムを生きた女たち』の上映会を通じて、立ち上がってこられてきた女性たちへの支持を呼びかけています。

 

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そのほかにも、長谷川伸生誕130周年を記念して、神奈川県立近代文学館で、『雪の渡り鳥』を上映し、文学運動と絡めて展開しています。

もはや、この方法が、今日の参加活性の本流となっているのでしょう。

また友人の浜野安宏さんも、映画『さかなかみ』を通じて環境問題と生き方を熱く語りかけています。

 

まさに個人が個人に認識と共感の参画を呼びかけている潮流です。

 

この感性を踏まえた流れを大事にしていきたい。

2015年2月10日

北陸新幹線事前試乗会

 

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3月14日開通の北陸新幹線のテスト乗車に

ご案内いただき、大宮-金沢間で乗せていただきました。

 

新幹線の乗り心地は快適で、2時間少しで金沢に到着し、苦のない距離感でした。

 

日本の再発見のリズムがスピードアップしました。

日本人が日本を再発見する契機となり、情報社会が引き連れてくる流動性の高い活力となります。

 

そこに大きく貢献されています。

 

金沢の百番街の店舗編集も、デザインのレベルが高く、小京都と呼ばれる文化度を感じました。その日本の伝統美学が、北陸全体を突き抜けて、大きな美意識の流れを創っています。

 

日本海が持っている新たな可能性には、日本全体の中に新たな視座と想像力を提供してくれることでしょう。

2015年2月 9日

「道具」の役割

尊敬して止まない

GKインダストリアルデザインの栄久庵憲司さんが

お亡くなりになられました。

 

物の使用価値を見つめてこられ、

製品を「道具」と位置づけデザインに取り組まれてこられました。

 

「考える体験がないと、良いデザインを汲み取ることができない」とされ、

日頃から考える場を求めよ、と常に説かれていました。

 

個人の見識には限界があります。

生活者の暮らしに学び、熟考した上でデザインは完成します。

 

栄久庵さんの意を汲み、

これからも「道具」を熟考していきたいと思います。

2015年2月 4日

club willbe

残間里江子さん率いるClub willbeのウェブマガジンで

私の拙著『2020新しき革命』をご紹介いただきました。

Club will beとは「新しい大人文化の創造」を掲げ2009年に設立した、「学ぶ」「働く」「美しく、元気でいる」「旅する」「集う」「食する」「遊ぶ」の 7つのテーマで活動する会員制の組織になります。

 

「自国の文化や文明の優秀さを背かに向けて固辞するのは、20世紀までの発想。『新しき革命』が起こりつつある2020年に求められていることはむしろ、多様性の尊重である」と、本書のポイントがかかれていました。

 

心からお礼を申し上げます。

 

2015年2月 3日

30代 あなたに伝えたい 人生で大切なこと

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坂東眞理子さんが新刊を出版されました。

 

最高の人生を送るための普遍の知恵が記されており、

30代に限定せず、どの世代にも当てはまることです。

 

30代は40代に向けて、

そして、40代は50代へと。

 

常に前倒しの学びが求められています。

そこで重要なことは、前向きで継続性があることです。

 

前を向くことは、自分が自分を大事にするということであります。

 

本書は、大原則となることをポイントで指摘されています。

 

昭和女子大学で学長、理事長を引き受けられている志とリンクするコメントで、

坂東さんご自身の生き方、働き方に強く共感します。

2015年2月 2日

見えざる感性の交換

直感する対話は五感を超えて第6感。

 

シックスセンスのリーダシップは視覚から聴覚、味覚、そして嗅覚へ。

 

感性はディテールに向かい、一人ひとりの好みを明らかにする。

 

そこにあるのは体験学習の中から歩留まりした残存感性ともいえる潜在的判断力が活性する。

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