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谷口正和 プロフィール

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2015年2月12日

フィルムの可能性

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女優兼エッセイストの小山明子さんが、毎日放送プロデューサーの井本氏と「東日本大震災の南三陸町の人々」をテーマに対談されるというご案内をいただきました。

 

南三陸町の応援団として、800時間にもおよび取材テープを編集された上映会も組まれています。

 

このご案内から、新しい映画の活用法に気付きを得ました。

上映会への参加は、運動体そのものへの参画を意味し、今の時代の共感連鎖づくりの方法論となっています。自主メディアを駆使したコンテンツを活用したキャンペーン。

あれから、もう4回目の3.11です。

 

またWANの理事長である上野千鶴子さんも、自主映画『何を恐れる フェミニズムを生きた女たち』の上映会を通じて、立ち上がってこられてきた女性たちへの支持を呼びかけています。

 

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そのほかにも、長谷川伸生誕130周年を記念して、神奈川県立近代文学館で、『雪の渡り鳥』を上映し、文学運動と絡めて展開しています。

もはや、この方法が、今日の参加活性の本流となっているのでしょう。

また友人の浜野安宏さんも、映画『さかなかみ』を通じて環境問題と生き方を熱く語りかけています。

 

まさに個人が個人に認識と共感の参画を呼びかけている潮流です。

 

この感性を踏まえた流れを大事にしていきたい。

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