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谷口正和 プロフィール

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2015年3月31日

『建築・都市のプロジェクトマネジメント』

東京都市大の時の教授仲間、山根格氏の著書『建築・都市のプロジェクトマネジメント』。

学芸出版社から2300円で販売されています。

 

kenntikutoshi.jpgのサムネール画像

これからの経営活動や課題解決はプロジェクト単位でのアプローチが欠かせないということを説いています。

目標設定と課題を明確にしながら、キャスティングやスケジュール、コストパフォーマンスの考え方がよくまとめられ、

それが都市型の課題解決ということにも当てはめられている。

 

都市や建築以外の現代の課題にも非常に良く適合しており、

思考の助けとして非常に有意義なものでした。

2015年3月30日

地球社会へのシナリオ

個人輸出入も当たり前の時代になり、

世界目線がますますスタンダードになっています。

 

ハーバードの授業をイーラーニングで受講ができることも、

学習の活用が国境に捉われないということの象徴です。

 

インバウンドやアウトバウンドを分けない発想。

それが地球社会へのシナリオ。

素敵なストーリーテラーになれれば、世界中から顧客がやってくる。

2015年3月25日

アートフェア東京

武蔵美のグラフィックデザインのクラスメイトである江國 聰子さんがパリのギャラリーのコレクションに選ばれ、アートフェア東京に参画をしました。

 

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アートフェア東京は日本のアートシーンの中で、

ギャラリーがコレクション・セレクションをプレゼンテーションする密度の最も高い絵画フェア。

 

世界からお客が観に来るアート・エキシビジョンにおいて、

優れたカラーマジシャンとしてのポジションに彼女が躍り出ていることを、

我々は仲間として応援したい。

2015年3月24日

ESMOD 卒展

世界で30校以上を展開するESMOD。

 

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その日本での卒展に、私の長年の友人であるエスモードインターナショナル代表の仁野覚氏より招待をされたので行ってきました。

 

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ファッショントレンドの中で最も先行するグループの認識論として、

劇場・舞台における変装・アートペルソナの演劇的自己表現としてファッションを見つめなおすという潮流があります。

 

ファッションは日常を超え、ドラマ性を象徴する演劇表現として模索されています。

演劇舞台を見にいったような錯覚に陥りました。

2015年3月23日

H2Oサンタ

誰もが誰かのサンタになれるというコンセプトでエイチ・ツー・オー リテイリングが取り組むH2Oサンタという活動。

 

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その活動の一環で開催された『NPOフェスティバル』。

 

そこでは100近いNPOがそれぞれトーク・セッションを繰り広げました。

今までこういう催しは例が無かったので、参加されたNPOの皆様にも大変好評だったようです。

 

今は社会課題の解決こそが新たなマーケティング。

小さくても、それぞれの高い志と思いをプレゼンしていけるか、

素敵な話で皆を楽しませられるかどうかが問われています。

 

小さなところから未来を紡いでいく企業グループの活動に期待したい。

2015年3月21日

北陸発 工芸未来派

塚田美登里さんから『北陸発 工芸未来派』にご招待いただきました。

 

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北陸のアーティスト達が果敢にそのプレゼンテーションを強化しています。

石川県や金沢の匠は、新幹線が引き連れている新しい訪問の可能性を最大限に活かしきるでしょう。

銀座和光店で開催中です。

是非足をお運びいただきたい。

2015年3月20日

安井海陶芸展 いのりのかたち

八百万の神という意味合いの中で、生活の精神的なよりどころとしての守護神を持つことが求められています

『安井海陶芸展 いのりのかたち』

は、心の安寧のために、祈りの形を目に見える姿で提示します。

 

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東急エージェンシー時代のクリエイティブ仲間で、人々が平安を願う心理学の時代に入った今、現代の仏師を引き受けようと立ち上がりました。

 

阪急うめだ本店7階美術画廊で4/1~7まで開催中です。

その作風を、私も応援しています。

2015年3月19日

d design travel

知人のナガオカケンメイ氏が長年にわたって取り組んでいる日本全体のデザイントラベル誌『d design travel』の大分版のご紹介をします。

 

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このシリーズはどの県を取り上げる際もデザイナー視点での情報整理がなされていて、大分の情報が興味深く整理されています。

地域社会の課題はそれぞれの特徴性の拾い上げですが、日本はやはり類似性に偏りがちです。

私も大分で開かれている「豊の国商人塾」という経営者の学びの場に長年協力してきました。

大分にスポットライトが当たることをうれしく思います。

2015年3月18日

伊豆をオリーブペニンシュラに

静岡、下田東急ホテルの見晴らしの良い庭。

 

 

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 下田に黒船来航よりも古くから建っていて、壁面はなまこ壁という様式の屋敷の前。

 

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この2ヵ所で植樹イベントが行われました。

 

先週ご紹介した震災へのレクイエムとのつながりで、

コンクラーベの委員長を務められた枢機卿もバチカンから、

地域創生の一環として石破茂地方創生担当大臣も駆けつけられた。

 

伊豆半島をオリーブペニンシュラにしようという試みに、オリーブ協会もコミットし、私も桑田会長と、理事としてご一緒しました。

最長寿国家である日本が、食文化のプレゼンテーションを担うために得たチャンスに立ち会えた事を光栄に思います。

2015年3月12日

増田幸弘著『棄国ノススメ』

私の友人である増田幸弘氏が『棄国ノススメ』という書籍を出版しました。新評論から出版され、2200円。

 

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現在チェコに住んでいる氏が生きてきた道筋を振り返る半生記。

日本人が外国、とりわけ体制の全く異なるチェコという街で暮らして対峙した現実や理不尽がジャーナリスティックに描かれています。

相互監視的なチェコ社会で受けた圧迫に関する描写は息が詰まるようにリアルです。

 

それでも、ライフスタイルツーリストとして世界を生きるという国を超えた生き方を、

自分の人生と照らし合わせ報告してくれているこの本は一読の価値ありです。

2015年3月11日

バチカンより日本へ

Bunkamuraオーチャードホールで行われた東日本大震災復興チャリティーコンサートへ行ってきました。

 

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タイトルは『バチカンより日本へ』。メインはモーツァルトのレクイエムで、

私が理事を務めている日本オリーブ協会も協賛しています。

 

イタリア三大オペラフェスティバルの1つ、ロッシーニ・オペラフェスティバル専属のロッシーニ歌劇場管弦楽団の初来日という記念すべきコンサートでもありました。

 

バチカンから枢機卿もおとずれ、東日本大震災から4年目を迎える中合唱された鎮魂歌に聞き入りました。

世界で連鎖している感謝と愛がありました。

このようなアクティビティが世界の平和の礎として機能させていくことが、芸術が引き受けていく領域でもあります。

2015年3月 9日

未来への変革

人は行動によって周囲の景色を変えていくことができます。

課題に対する果敢な挑戦は未来への変革です。

 

コミュニケーションにおいても、

口先だけではなくライブ形式の視覚言語も用いれば周囲を巻き込んでいくことができる。

 

プレゼンテーションの手段にも工夫を凝らし、常に伝え方の革新を心がけていたい。

2015年3月 5日

やまと「Y. & SONS」

やまとのメンズテーラー「Y. & SONS」のオープンにご招待していただいた。

神田明神の鳥居の隣なので、お参りをする心持です。

 

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まさにギャラリーのようなプレゼンテーションでした。

靴を履き、カバンを持ち、着物を着て歩いてみようというトライアル。

帽子、カバン他、現代におけるオシャレとは何かという問いかけの中で着物が新しく活用されていく。伝統と現代を区別しすぎず、両者を日常着として活かすという転換力に賛同します。

2015年3月 4日

「天空の美、地上の美。-見つめることで「美」は姿を現す-」

遠藤湖舟氏の「天空の美、地上の美。-見つめることで「美」は姿を現す-」が今月25日より日本橋高島屋で催されます。

 

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遠藤氏は今大変注目されているフォトグラファーで空気がよどむ姿や水がかすかに動いている様子を凝視し、生命の鼓動そのものに対して、時間と神経と繊細なカメラの目線を投じます。

命ある自然の変化の中で、我々は何を持って美意識とするのかを問われています。

 

彼が撮った写真を原画とし、新たな解釈をし、四代目龍村平蔵氏が染と帯にしたというサイドストーリーもまた感動に値します。

水、光、空気。留めおきにくいものほど美の根幹を宿している。

2015年3月 3日

中野弘彦展

京都の何必館でやっていた中野弘彦展に招待されたので先日行ってきました。

 

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存在を直接問いかけた無常観を軸足にし、

絵だけではなく文字でもその世界観を伝えていく、

複合的なコミュニケーションを取れるアーティストです。

 

日本画というジャンルの中で、彼自身が描こうとした精神世界は自己に対する問いかけ。

 

宣伝のグラフィックデザイナーとして働いた時期もありましたが、

彼自身はあくまでも自分の精神を画家というよりもポエティックな仕方で創造することを選んだのです。

2015年3月 2日

日常の美学

日常生活への回帰にセンスを見出す潮流が世界中で起こっています。

幸福の源泉がそこにはあるからです。

 

フランス人が日本へ来て、弁当箱に凝縮された知恵に驚いたそうです。

暖かい物をなるべく暖かいまま食べられ、おかずごとに仕切られた美しさ。

その洗練性を広めようと、パリでは日本の弁当箱を売っている店が3軒あります。

 

特殊特別な日常のディテールに美学を見出していく生活文化の流れに注目したい。

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