2015年5月16日
和楽6月号
和楽の6月号で、懐かしい昭和の味というコンセプトで、当時出版されていた料理本がいくつも紹介されていました。
その中にこども部屋社から発行されている中江百合著『日本料理の本』がありました。(右下のものです)
当時注目されていた中江百合さんの日本料理の魅力を春夏秋冬のホームクッキングを柱として描かれています。
このイラストの装丁は私が学生時代に、編集兼発行人である父からアルバイトを頼まれたものです。美大生時代にやった仕事がこういう形で再び顔を出していることに驚きます。今回和楽で取り上げられていることにより、この本の希少性を図らずも再認識することができました。
また、今日の食文化は生活文化研究における最重要課題。和楽がその歴史を再認識し、昭和の食文化を取り上げていることに共感します。