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谷口正和 プロフィール

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2015年8月31日

日常の食文化

8月22日から29日までの8日間、海外視察研修として、

スペインバスク地方にあるサン・セ・バスチャンを訪れました。


ミシュランガイドで三ツ星レストランが多く立地する町として名を馳せる町。

決して大きな町ではないコンパクトシティ。

しかし、町全体が食堂祭りの様相を呈し、多くの観光客が食を求めて訪れていました。


私が足を踏み入れた店は、老夫婦が土地の日常食を振舞っていた。

素朴でありながらも、どこか懐かしさを感じたのは、

小皿料理に京のおばんざいを感じたからでしょうか。


その根底には、文化が見え隠れしているのでしょう。

食文化を軸足においた新しいリゾートの姿がそこにありました。

2015年8月21日

グローバルベイビーファクトリー2

私の友人の息子である鈴木アツト氏が、プロデュースする「劇団印象-indian elephant-」の公演を観てきました。

 

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『グローバルベイビーファクトリー2』という代理出産をテーマにした作品で調布市せんがわ劇場で行われました。

 

命に対する現代的な問いかけがなされ、

先進国の人々が途上国を訪れて代理出産ビジネスに群がる歪さ、

子供が欲しいという気持ちの尊さ両方を風刺的に描き出しています。

 

背景には代理出産ビジネスの舞台となるインド、タイなどアジア諸国の問題も浮き彫りになっており、大変優れた公演でした。

2015年8月14日

構想の庭

この度『構想の庭』(『構想の庭』京都編集室編 税別500円)を刊行いたしました。

 

視座を広げ、先を睨む構想のフレームワークを問いかける必要があります。今目の前にある課題に阻まれ、それが未来を閉ざしているのではないか。

 

それを飛び越えて中長期のビジョンを持っている人の英知を受信するという形で、私たちが持つべき構想力としての力を提案しています。

 

特に、1000年の英知を蓄えている京都の力を借り、東京の、日本の、そして世界の1000年を見据えていくというのが創刊の心意気です。

注目していただければ幸いです。

2015年8月11日

夏のインターン

わが社に今年も総勢7名のインターンシップの学生諸君がやってきました。

マーケッター志向とクリエイター志向の人たちに、1週間という短い間ですが戦略的な受信と問題発見・解決に取り組んでいただきます。

学校は実践的な問いや課題の解決とは遠のいたところがありますが、

逆に我々も日々フィニッシュワークやスケジュール管理だけに追われてしまうことがあります。

そういう点では、ゼロベースで自らを顧客になぞらえることができるインターン生の課題解決策に新鮮な発想を期待できます。

2015年8月10日

自己実現から他者貢献へ

仕事の本質は他者貢献にあります。

従来、仕事とは自己の成長や評価、自己実現の手段という面が強かったのですが、

徐々にその色が薄まり、自分の専門性をどのように他者のために使っていけるかが問われています。

情報サービス化社会という言葉が示しているとおりのことが起こっていることを常に念頭においておく必要があります。

2015年8月 6日

ハワイ手帳

弊社クラブマーケティングで進めているハワイライフスタイルクラブの2016年度版の手帳ができたのでここに報告します。

ライフデザインブックスからの出版で、通常サイズは税別1500円、ミニ版は税別1200円です。


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 ハワイの生活文化というものに触れれば、生まれ変わる島ハワイそのものに対する感受性が良い意味でその人自身の直観力を作る。

ネット上で申し込めるので一度検索いただきたい。

ハワイライフスタイルクラブは興味深いクラブ活動だなと思っていただければ何よりです。

2015年8月 5日

凛女のススメ

立命館のビジネススクールの教え子である荻原実紀さんに『凛女のススメ』という書籍をお送りいただいた。週刊住宅新聞社より税別1500円で発売されています。

 

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彼女が参画をしている「Rinjo推進委員会」によって執筆され、

女性の自立とキャリアプラン、ライフスタイルなどを総合的に考えるためのティップスがうまくまとめられています。

女性たちの自らの未来が自己表現の構造の中で大きく渦巻いており、時代にリンクしているこの活動を応援したい。

2015年8月 3日

発表のシアター

様々な都市にシアターが生まれています。

発表の場は街を大きく変えていく可能性を持っています。

最近はショートフィルムも増えており、

発表と評価の場が常に求められているのが現状です。

クリエイターがオンステージするチャンスを増やすことで、お互いが良い意味での評価構造の中にあり続けられるようにしておきたい。

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