2015年10月 6日
山崎豊子展
先週、日本橋髙島屋の山崎豊子展を訪ねました。
不屈の取材というサブタイトルにあるように、取材による丁寧な受信によって再発信を組み立てていく。
受信の質は、発信の質をどこまでも左右するということを確認しました
ところで、私の父は東京創元社編集長を務めており、父が手直しした彼女の原稿がそのまま展示されていて驚きました。
一番身近なところを取材し、昆布店の娘ということを徹底的な立脚点にすべきだというアドバイスに基づいて書かれたのが処女作の『暖簾』で、東京創元社から出版されたのです。