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2017年5月 8日 エル・ジャポン 6月号
フランスのエル誌と提携した、ハースト婦人画報社の出版。 今回の特集では、未来の働き方、生き方を「女性の新しい目線」での編集力で見せている。さらに100年時代の生き方について着目をしている。
生き方が問われた時、個人にもより本質的なコンテンツが求められていきます。 そこで、働くことすら、時間の過ごし方であり、学びである。 連続して新しいコンテンツが生み出されるクリエイティブオフィスについて紹介がなされている。
AirbnbやLinkedinなどのオフィス最前線では、イマジネーションが必要な時代、情報の受発信の構造が行き届いた創造力発掘の現場として紹介されている。それは、社会の中で企業そのものがメディアとして、どのような創造性を提示していけるのか、リポジションする姿でもある。
FacebookのCOO シェリル・サンドバーグや100年時代の到来を提唱したリンダ・グラットンがインタビューに答えている。生き方が変わったことで、これまでのローモデルはノーモデルとなり、ライフカルチャーとして生き方の認識も変えていく考えが綴られている。
トラベルサイズに圧縮され、働くことを楽しむスモールメディアとしてジャーナル性溢れるエル6月号は注目に値する。
定価:580円 発行:株式会社ハースト婦人画報 |