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2017年6月14日 読む漢方薬
私どもでは、セルフメディケーションの重要なツールとして、 『セルフドクター』という「読む薬」を制作し、季刊発行している。
これは、「依存する健康から自立する健康へ」という橋渡しをシナリオとしている自己学習ツール。
読むことで健康、予防医学を理解し、生活者の時間の過ごし方にまで実現させていく。
情報社会では、学習によって育まれた思いが効能への入り口となる。 継続学習が、日常の習慣となり、行動規範という継続プログラムとなる。
この認識が、『読む漢方薬』と出会わせた。 筆者の村上文崇さんは歴史の中で育まれた体験は、際立った専門性となり、 東洋の智慧として社会の中軸となるものと提言されている。
この「ストレスに負けない人生処方箋」という認識は、特効薬となっている。
歴史が打ち出したヘルシーエピソードから想像力を発揮し、 現代日本に蔓延するストレス社会を楽しさに反転させるもの。 魅力的な装丁は限りない想像力とも連動する。
まさに「東洋の不思議」に触れるツールとして、手元に置いておきたい。
発行:双葉社 価格:1500円+税 |