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2017年12月 4日 コピーライターが意識すべき考え方「言葉の技術」
電通が出版したコピーライターのためのレッスン本をいただいた。
コピーワークを中心に、マスに対する提供側でありながらも一人一人の琴線に触れ、新しい興味や納得をどう形成できるかをテーマとしている。 広告の軸足の中心にあるものは理解の促進であるが、実際コピーワークはシンキングワークである。
言葉を考えるのではなく、考えを言葉にすることを本書は繰り返し指摘している。 企業が提供者側の論理から顧客志向に転換する時代の中で、現場のクリエイター達も従来の反転軸の中にいる。 クリエイティブビジネスで活躍している人は、アイデアを創出し、予見をチャンスにする練習だと見切った時に、汎用性の高い能力を身につけることが勝負どころ。
考えを深め、表層的なものを超えて、中側からフックを形成する。そして回数化によって残留効果を定着させる。 考えと表現をリンクさせることは、昨今のコミュニケーションの中で、コンセプト&クリエイションを一つの認識の中に置くことが大切。
メディアリレーションシップに対するメッセージとして様々なヒントになりそうである。
『言葉の技術』 出版社:朝日新聞出版 価 格:1,500円+税 |