前回、前々回に引き続き、3組目となる台東デザイナーズビレッジに入居中の
デザイナーさんをご紹介します。
今回は214号室に入居されている“AUTTAA”さん。
「甘くない手づくりの品」をコンセプトに靴を中心とした革小物を製作されています。
“AUTTAA”とはフィンランド語で「助ける、手伝う」という意味。
時間をかけて、使っていくことで“もの”を育て完成させていってほしいという願いが込められているそうです。
黒板のある広めの教室(アトリエ)にずらりと並べられている味のある靴やバッグたち。
やわらかな革の風合いを最大限にいかしたバッグも素敵です。
古着にもモードなスタイルにも合わせられるアイテムづくりを心がけているんだとか。
ちなみに、わたしは革製のキーホルダーと靴を購入しました。
デザビレに入居したきっかけについては、
靴の専門学校で講師をされていたデザビレの村長・鈴木敦さんと授業を通して知り合い、
2009年9月にデザビレに応募。2010年2月の入居と同時にブランドを設立されたそう。
初めての展示会ですぐにお客様がついたという実力派のブランドで、
現在は、北海道から九州まで各地に取扱店舗があるそうです。
最後に、作家さんをご紹介します。
エスペランサ靴学院を卒業後、紳士服メーカーへ就職。学生時代から
靴の展示会を個人で続けてきた新井直子さん。(写真↓)
そしてもうひと方は、同学院を卒業後、ロンドンでファッションやアクセサリーデザインを学び、
帰国後革小物づくりを始めた青野寛子さん。
新井さんの展示会に青野さんがお手伝いとして参加したことをきっかけに、
ふたりの活動がスタートしたそうです。
今回は、残念ながら青野さんにはお会いできなかったのですが、
おふたりで、丁寧にブランドを育てていっている様子が伺えました。
『AUTTAA』さんのHPはコチラ↓ぜひチェックしてみてください!