2013/04/12
こんにちは。
今日は、インドの伝統技法である木版プリントを使って
現地で生地のプリントから縫製までを仕上げているブランド
「kapuwa(カプワ)」さんをご紹介します。
宮本さんが描いたデザイン画を元に、現地の職人さんが伝統の技で
木を彫る所から版を製作。次に、5mほどの長さのテーブルに、
生地を針でピーンと留めて色別に異なる版を使ってプリントを施していきます。
その為、微妙にズレや色ムラが生まれ、一枚一枚異なる表情をもつ
手づくりならではの温もりのある柄が生まれるのだといいます。
また、生地を乾かす際の温度や湿度、日照時間によっても
色のあらわれ方が変化するため、一人の職人さんが
染料のレシピを慎重に管理しているんだとか。
一着一着に個性があり、魂のこもったプリントをご覧ください。
言葉の壁や文化の違いから、ちゃんとした製品に仕上がるまでに
はじめて工場にお願いしてから約2年間はかかったのだとか。
「今では、工場の方と家族ぐるみでお付き合いさせてもらっています。
ひとつひとつ話をしながら、理解を深めていくことが大切だと思います。
一緒に成長していけるのがウレシイんです」と話してくれたのは
デザイナーの宮本愛子さん。
のんびりした場所が好きだという宮本さん、
現在「kapuwa」のアトリエは、神奈川県の藤沢市にあるそうです。
「自然に左右される技法なので、いろいろ大変なこともありますが、
手づくりだからこそ感じられる温もりを届けたい。
流行にとらわれず気持ちのいいものを長く着て楽しんでもらいたいです。」
そして、今季のコレクションは、ふらっと一人旅を楽しむ自立した
女性像をイメージ。爽やかで可愛らしい、お洋服やストールが揃います。
こちらの刺しゅうもすべてオリジナルです。
色違いのストールは、温かみがあり、また違ったテイストを楽しめますね。
ホームページでは、工場での職人さんたちの作業風景もご覧いただけます。
是非、チェックしてみてくださいね!
「kapuwa」さんのHPはコチラ↓
http://www.kapuwa.info/