ダイアリー編集において特に大切にしたかったのは、記録やスケッチ、スクラップや書きなぐりなど、
つまり、余白スペースの考え方でした。
ファッション学生さんのプライベート手帳を見せていただいたので、一部をご紹介します。
かなり書き込まれて、そこに切り貼りでチケットやビジュアル素材が・・・。
スタイルやデザインを描いたり、刺激を受けた美術館のチケットを貼っていたり・・・。
このダイアリー《手帳》を、いつも、どんな時でもクリエイションブックとして、活用してもらいたい。
そんな気持ちを込めて、今回、このようなページを用意しました。
人型テンプレートページを用意し、デザイン画を描きやすく工夫しています。
また、週ダイアリーページも、半分はグリッドのみ。自由に書き込みやスクラップが可能です。
日々のアイデアやデザインを、しっかり書き留めてもらえると幸いです!
また、こんなページもありますよ!
出来上がりは、こちらでもご紹介!
編集会議を重ねて参加してくれた学生の皆さん、ありがとうございました!
私たちが大切にしたいのは、日々の時間の過ごし方。
それが積み重さなって、生活となり、人生となります。
今回、そういった「ライフデザイン」という考えの中、日常的に触れ合うダイアリー《手帳》で、
クリエイターの皆さんに、ファッションを身近に感じてもらいたいと考えました。
それが「ファッションクリエイターズ・ダイアリー」です。
ファッション。
あらゆる媒体やコンテンツが多彩に存在し、それぞれ異なるスタイルやターゲットに
向けて、様々な情報が展開されています。
私たちの目指すファッションとは?
実際、ファッションを学んでいる学生さんとともに、何度もアイデア会議を行いました。
出たアイデアは膨大!
そんなアイデアを1つ1つ調べては整理していく。
ダイアリーとして日々持ち歩くこと、また1年を通して活用してもらうという特性を勘案し、
必要な要素は何か、雑誌とは異なるアプローチであるか。
情報を厳選して絞り込んでいくことが大切でした。
学生さんからの意見は、ある意味とても厳しいもので、個々の異なるスタイルや表現に対し、
要らないものを極力省いていく、というもの。
たくさんのアイデアがありましたが、約4ヶ月をかけて、圧縮し厳選し、ダイアリーコンテンツとして
編集が完成しました。
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