Fashion Creators Club

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2012/11/30

またまた、先月開催された合同展示会『PLUG IN』でお会いした“A A O（エイエイオー）”のクリエイターさんをご紹介します。

私はその日、会場内であるひとつのカットソーが目に止まり一瞬で引き寄せられてしまいました。
それが、こちらです！

一見、普通の白いカットソーのようですが、よーく見てみてください。

前身頃が二重になっていて、その生地と生地の間に発色の良いピンクやブルー、イエローのリボンが隠れています。
前身頃を二重にすることによって生まれたふんわりとした印象と透けて見える淡くカラフルなリボンに心を奪われてしまいました。

そんな一着を手がけたのは、服飾系の大学に通い、アパレル業界での会社勤めを経てブランドを立ち上げたという今北仁さん。

『どこかにズレがある、ひねりを効かせた、だけど着たときにキリッとするアイテム』をテーマに作品を手がけているといいます。

左右で色の異なるスカートや、

右側の幅が広く作られたパンツ、

センターをあえてずらしたこちらのスカートからも、
そんなコンセプトが伝わってきませんか？

また、羽織ものに関しては、男性も着られるように
あえて左前でデザインしているそう。

この日も今北さんは“A A O”のジャケットを着てらっしゃいました。

さらに、面白いのがこちらのブレスレット。

制作は、青森にある“BUNACO”というブナの木を使った器のメーカー。
製法がデザインに反映されていてもともと好きだったという
そのブランドに自らサンプルを持っていき提案したことで制作が決まったそう。

そんなバイタリティあふれる今北さんのブランド“A A O”のアイテムは、
現在は、都内3箇所、大阪や福岡のセレクトショップ、
パルコのクリエイターズマンションでも取り扱っているそうです。

ぜひ、チェックしてみてくださいね！

“A A O”のHPはコチラ↓
http://www.a-a-o.jp/

2012/11/28

☆　conoa　☆

急に寒くなってきましたね。
寒いのは嫌いですが、去年新調したコートが着れるのでちょっとルンルンです。

さて引き続き、デザインフェスタでお会いしたクリエイターさんをご紹介しますね。
今回はアクセサリーブランド「conoa」さんのご紹介です。
今年の1月くらいから本格的に活動し始めたという真新しいブランドさん。

冬の朝、フチが少しだけ凍った水溜りを見て着想を得たモチーフ。
いつもどんなモチーフにしようか手を加えながら、しっくり来る形を模索しているそう。

今回、目を奪われたのはこの子たち。

コレ、全てピアス。
そして、一つ一つ違う形をしているんです。

耳に通すところが足や頭についている子が多いので、必然的に耳たぶの上に立っている感じになります。
（つまり小人たちが地面と平行で耳から突き出している感じです。）

（左）警防を腰からぶらさげた警察官　　　　　　　　　　　（右）シルクハットを被った探偵

仕事に追われていたときに、「寝てる間に誰かがやってくれればいいのに・・・・」
と考えたときに思いついたモチーフだそう。
もらわれていった先で「しっかり手助けをするんだぞ！」という想いを込めて制作しているそう。

形がなんともコミカルで今にも動き出しそうです。
本当に夜の間に何かしてくれるんじゃないかと期待してしまいます。

「conoa」さんのデザイナー、河野さんは
「今後は少しずつ、確実に。買ってくれた人が笑顔になるようなモノを作っていきたいです」
と答えてくださいました。

河野さん、お忙しいところありがとうございました。

○「conoa」さんの今後の出展情報○
第18回あ～てぃすとマーケットin横浜赤レンガ倉庫
2012年12月7日（金）～12月9日（日）
11：00～18：30

2012/11/28

☆★「ma mi ru」★☆

今回も合同展示会『PLUG IN』でお会いしたクリエイターさんをご紹介します。

会場内のホワイエBというスペースに展示されていた「ma mi ru」さん。
サーカス団のテントのような可愛らしい什器が印象的でした。

もともとアパレル業に携わっていたというデザイナーの米山真弓さん。
自分の世界観を100％出していきたいという思いから独立されたそう。
生地の仕入れから、コネクション作りなど全て自分で行っていくことに苦労されたといいます。

そんな「ma mi ru」の春夏のコレクションテーマは“サーカス”。
シルクドソレイユのDVDを鑑賞しているときに光と影の共存に心を打たれ
そのイメージをお洋服で表現されたそうです。

ピエロの衣装のようなシャツ