先日、おこなわれた「manicolle tokyo」。
FCCメンバーも行ってまいりました。
「Fashion Creators Diary2013」でも注目のクリエイターとしてご紹介させていただいた
靴ブランド“TAKINAMI TAKASHI”さんと遭遇しました。
デザイナー自身の名前がブランド名になっています。
やはり一番、目をひくのは革で作られたスリッパです。
こちらは2011年に Japan Leather Award 雑貨部門賞を受賞した逸品。
土踏まずの部分やつま先の反り返り部分など靴のノウハウを生かして、履くと足に心地よくフィットする形になっています。
しっかりした作りなだけあって、うっかり外にまで履いてしまいそう・・・と思ったら
やはりデザイナーさん自身も近所のコンビにまではこのスリッパで行ってしまうそう。
デザインはもちろん木型パターン、中底や本底の加工も自らの手作業で行っているそう。
フォルムのキレイな靴に少しの遊び心を取り入れているのが、目を惹く理由なんでしょうか・・・。
私が心奪われたのは、かかと(ヒール)のディテールです。
なんと、靴の仕上げは全てデザイナー自身の手仕事で行っているそう。
ペイントの具合やかかとの削り具合も1つとして同じものはない本当の意味で“世界に1つの靴”です。
「あ、あの靴ってあのブランドの靴だねってわかっていただけるような
オリジナリティのある靴をつくっていきたいです。
誰にでも合うように作られる靴は誰にも合わない。
今後もお客様に合わせながら、納得のいく靴作りを模索中です。」
と話してくださいました。
“TAKINAMI TAKASHI”さん、
9月18日~24日
横浜そごうの婦人靴売り場でオーダー会があります 。
銀座松屋5階でも販売されています。
こだわりの詰まった作品、手にとってご覧になってはいかがでしょうか?
TAKINAMI TAKASHI ホームページ
http://www.takinamitakashi.info/
7月25日、洋服ブランドVeerle(ヴェルル)さんの個展へいってきました。
場所は西荻窪にある『tres tre』というお店です。
コチラのお店のオーナーはVeerleのデザイナー・朝稲理子さん
3年ほど前から小物を中心に作品を作成していて、洋服のラインは今年から始めたそうです。
作品を作る際にはどこかにクラフト感(手仕事感)があるものを意識し、
ヴィンテージのレースやスカーフを使って、わざと古着っぽくしているそう。
使用するレースは主に京劇発祥の地中国の汕頭(スワトウ)のもの。
貴重なレースをとてもぜいたくに使用しています。
上二つのお洋服、衿周りや肩周りのレースはヴィンテージのランチョンマット。
写真だと分かりづらいですが、持ち手がねこの尻尾のようなバッグ。
モフモフしてました。
メンバーがひと目で気に入ってしまったショートコート。
中に着るカーディガンもセットになっていて、秋口から春まで活躍しそうです
(袖口から見えているリブの部分がナカノカーディガン)
イラストレーター:柏木リエさんとコラボレーションした作品。
デザイナーの朝稲さんは流行ではなく、あらゆる人にきていただきたい。とのこと。
不思議なことにVeerleの服は、どの年代の人が着てもしっくりくる魅力があります。
そんなtres treさん。
今年の秋頃に世界的に有名なイギリス人陶芸家スティーブ・ハリソンさんの個展が決まっています。
ハリソンさんご本人がお店を見てひと目で気に入ったのだとか。
Veerleさんの商品は、西荻窪の「tres tre」さんのお店で金・土・日販売されています。
西荻窪へいった際には是非立ち寄ってみてくださいね。
前回に引き続き、装苑主催のアクセサリー蚤の市で出会った素敵な作家さんをご紹介します。
今回ご紹介するのは、刺繍アクセサリーブランド「panacea(パナシーア)」さん。
“panacea(パナシーア)”とは、英語で“万能薬”という意味。
その名の通り、見ているだけで元気が出てくるキュートなアイテムが並びます。
こちらはピアスとイアリング。
ひと針ひと針に想いを込めて縫いつけられたビーズのアクセさせリーは、
形も色も、すべてが手作りならではの一点もの。
「いつも元気になれる色合いを心がけて制作しています!」という
言葉通り、、、わたしは蛍光ピンクのビーズを使ったピアスに釘付けでした!
気になったモチーフを抽象的に表現し、
デザインされた「panacea」さんのアクセサリー。
どちらも大きめでインパクトがあり、ドレススタイルにも似合いそう。
女性らしい淡い色合いがとっても素敵です。
こちらは、雲のような形をした髪飾り。
雨を思わせる大きなストーンがひと粒、
ゆらゆら揺れるところに、
乙女心を鷲づかみにされてしまいました。
そんなとってもキュートなアクセサリーを
ひとつひとつ手作りしているのはクリエイターの中村有花さん。
洋裁を学び、刺繍の魅力にたどり着いてこちらのブランドを立ち上げたそう。
ブランドのやわらかな雰囲気そのままのとっても可愛らしい方でした。
3月末に行われた「装苑presents 合同展示会white」にも出展され
今回の展示会の参加が決まった新進気鋭の実力派です。
現在は、web販売のほか、都内では神宮前にある「ALICE HENDRY」さんや
「カオリノモリ」原宿店、二子玉川店、福岡店でお取り扱い中!
今後も取り扱い店舗を増やしていく予定とのこと。
ブランドをスタートして2年目の今年、これからのご活躍に大注目したいブランドです。
Panacea オンラインショップ
http://www.panacea-store.jp/
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