こんにちは。

2012SSに立ち上げられて、2013AWで4シーズン目を迎える
『antiquehno（アンティークノ）』さんを今回ご紹介します。

はじめに、「アンティークノ」というブランド名についてお聞きしました。
「アンティークノ」とは、「アンティーク」と「テクノロジー」を組み合わせた
造語であり、年月をかけて人の手を渡り、20年、30年後も残る価値のある
服であって欲しいという思いから「アンティーク」という言葉を、
先を見据えて進化していきたいという思いから「テクノロジー」という言葉を選び、組み合わせたそうです。

そう話してくれるクリエイターの大沢さんは、昔から古着やテクノ音楽が大好きだったそう。

では、さっそく作品をご紹介します.

洗練された白が特徴的です。

デザイナーの大沢さんは、2012年の7月～8月にかけて、
自分の洋服を持って、九州、山陰、中国地方のセレクトショップを営業されたそう。

鳥取、広島、山口…と多くの都市を訪れ、たくさんの人達に出会う中で見えてきたものがあり、
一度自分の考えをクリアにし、思ったことをまっすぐに表現することに。

海軍や自然…など、そこで出会ったものや感じたことが
2013SSのテーマ『ホワイトフラッグ（白旗）』。
として多くの作品に表現されています。

LOSERと書かれていたり…

NAVY（=海軍）と書かれていたり…

またニット素材を使用することを得意とし、
独特の風合いをもつニットアイテムに引き寄せられます.

↑　ニットTシャツ

↑　はき心地のよさそうなニットパンツ

また、学生時代の友達であるイラストレーター、
ASAKURA KOUHEIさんとコラボしたアイテムも。

文化服装学院を卒業され、企業で6年間デザイナーとして働かれた後、
ブランドを立ち上げたそう。

エネルギッシュな大沢さんの今後に注目です！！


antiquehno HPはこちら↓
http://www.antiquehno.jp/

antiquehno オンラインショップはこちら↓
http://www.antiquehno.jp/online-shop/

（Yataaaah!）

今回、ご紹介するのは「bortsprungt.（ボシュプルメット）」さん。

2010A/Wから東京コレクションにも参加しているので、ご存じの方もいらっしゃるのではないしょうか？
私も大好きなブランドの一つです。

2013-14A/Wの展示会にお邪魔してきました。

ボシュプルメットさんの魅力は、世界観が作りこまれているところ。
ボシュプルメットという架空の世界での出来事や思想を毎シーズン洋服に落とし込んでいます。

2013-14A/Wのテーマは「STAR SIGN」。
ボシュプルメットの村に落ちてきた流れ星があまりにもきれいで動物達が食べてしまう。
流れ星を食べた動物たちは、空に上がりそのまま夜空の星になってしまった、というストーリーです。

12星座＋ボシュプルメットにしかないボシュ座を加えて、13の動物をモチーフにコレクションが展開されていました。

壁面には星座になった動物たち。

球体のオブジェの周りには、動物をモチーフにしたアクセサリーが。

 

動物たちが登場する今シーズン。
ボシュプルメット村に落ちた流れ星のタイツや星座になった動物たちなど、かわいいイラストの個性的なアイテムが揃います。

イラストを描いたのはデザイナーのごとうゆりかさん。

今コレクションよりボシュプルメットのデザイナーに就任しました。

「元々ボシュプルメットの大ファンだったので、これまで築き上げられたブランドの世界観を崩さないようにと大きなプレッシャーがありました。周りの方たちにサポートいただいていることがすごく大きな助けになっています。」　

絵を描くこと、自然や動物が大好きとおっしゃるデザイナーのごとうさん。
「今後も着たらHappyになるような服を作っていきたい。」とお話してくださいました。

今後も素敵なお洋服を生み出してくれること間違いなしです！ 

Bortsprungt.のHP

http://bortsprungt.net/

（Mizucky）

みなさんこんにちは。

今日は「dearie dada」さんをご紹介します。

「dearie dada（ダーリー ダダ）」とは直訳すると“愛しのだだっ子”。
大人が着る子供服をテーマに展開しているブランドです。

大人が着る子供服とは
形がベーシックな場合は色で遊んで、
形が凝っている場合は色味を抑える
足し算と引き算で構成されます。

デザイナーの堀越美代さんが自分の着たい服を作ることから
スタートさせた「dearie dada」は、ブランドを立ち上げて3年目。
特徴的なフリル使いは、子どもっぽさの残る
きわどいラインがポイントです。


 

2013SSのテーマは「agri（アグリ）」。
昔日本で、女の子ばかりが続いて産まれた家庭で
最後の女の子にしたいという思いを込めて付けられていた名前の
「あぐり」からきているそうです。


 

堀越さんが学生時代から働いている
高円寺にある「ガイジン」という古着屋で
これまで年に2回展示会を行ってきましたが、
「ガイジン」では今季が最後の展開になるため、このテーマを選んだそう。
ブランド自体は今後も続いていくので、一度終わっても続いているものの象徴としてドライフラワーをモチーフにした刺繍が施されています。

縫製も刺繍も全て手作業！


最近、子ども服のセレクトショップを営んでいたお母さんの
好きだったものが、今の自分の好きなものになっていることに気付いたと
おっしゃっていたのが印象的でした。


 

これからも着る人に「初めて」を感じてもらえる服作りをしていきたいと
話してくださいました。

いろいろな企画に積極的に参加されている「dearie dada」さん。
最新の情報はこちらをご覧ください！
↓↓↓
http://deariedada.tumblr.com 

(MoMO)