土を知る
いままで自己流でやってきたテキトーな野菜づくりも
今年は、基本に戻って学び直すことにしようと思って
まず最初は、畑づくりの基本である「土」を
知ることから始めることにします。
第1回-----------畑にする土を知る
●よい土の条件を調べてみると、下記の6つだそうです。
1.通気性が良い
根は酸素も必要とするので、通気性が悪いと成育が悪くなる。
(人間も息苦しいのは嫌なものです!)
2.保肥力の高いこと
土が肥料分を蓄えることで、植物に養分を供給する。
3.保水性・排水性がよいこと
水はけが悪いと水がたまった状態になり、
根に悪い影響を与えるし保水力がないと水分補給が不足する。
4.有機物を多く含んでいること
腐葉土や堆肥を多く含んだ土は有機物が多く含まれることで、
微生物が活発に活動し土が肥沃化するそうです。
(だたむやみに肥料を多量に入れるのはダメみたい)
5.弱酸性であること
ほとんどの野菜は酸性を嫌い、
弱酸性からやや中性に近いところを好む。
6.病原菌や害虫が少ない
土の中に有害な病気や害虫の無いことです。
●よい土の条件を勉強したところで、
早速わが家の土をチェックしてみました。
→土質をチェックしてみました。
やや粘土質系の土で硬い感じでふかふかしていない
通気性もなんだか良くなさそう、
有機物を多く含んでいるようにも思えない
→土層をチェック
もともと山だったところを切り土にして住宅地にしたそうなので
深めに掘るとかたい地層が現れた
→水はけをチェック
写真は雨が降った翌日に撮ったものだが
水はけは、地形がひな壇になっているので思ったほど悪くない様子
やや粘土質系の土なので保水性はあるみたい
→酸度をチェック
野菜の育ちやすい土は、だいたいpH(ペーハー)6.0から
6.5の弱酸性が基本と本に書いてあるが
ホームセンターにpH試験紙を買いに行って
畑の土の酸度を調べるのも面倒なので、
どうしようかと思っていたら
畑に生えている雑草の種類で酸性か強いかどうかが分かるらしい。
どうやら、スギナ、オオバコなどが多いと酸性だそうだ。
スギナはとても多いので、わが家の土は間違いなく酸性だ。
写真は掘り起こした土の中から現れたスギナの根っこと
春に備えて着々と勢力を増すなんだか知らない雑草!
土のチェックをしてみて、わが家の土はまだまだだと分かった。
さて、次はこの土をよくするために何をするかな?
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