「ポタージュガーデン」をご存知ですか? セミナー体験記
皆さんこんにちは。キッチンガーデニスト・クラブのふじたです。
昨日、YKK apさんが主催されている「住文化サロンセミナー」にて
■「ポタージュガーデン」をはじめよう!■
というテーマの講演を聞いてきました。
サイトはこちら→http://www.ykkap.co.jp/sr/shinagawa/seminar/index.asp
「住文化サロンセミナー」会場 YKK AP ショールーム品川
偶然ポスターを見つけて申し込み、初めて参加させていただいたのですが
「住文化」や「暮らし」を切り口に様々なテーマを取り上げていて
毎回 多分野の専門家講師の方からお話を聞くことが出来るという
何とも有り難いセミナーでした。(聴講無料)
そもそも「ポタージュガーデン」って何? 聞き慣れない言葉に新しさを感じた訳ですが、
西洋では古くから取り入れられている「装飾菜園」なのだそうです。
語源はポタージュスープから来ているようです。
これが間室さん作ポタージュガーデン! バジルは虫除けの効果があるので、ポタージュガーデンにはもってこい。
講師の間室 照雄さんは農家のお生まれで、それはもう「植物博士」でした。
東京農業大学で講師もされています。ガーデンセンター「さにべる」も経営されています。
→http://www15.ocn.ne.jp/~sunyvale/
ポタージュガーデンは、コンパニオンプランツと類似する点もあるようです。
植物には相性の良し悪しがあり、組み合わせによってお互いを助け合い、
より育ちやすくなるということがあります。「共存」の特長を利用することも、
ポタージュガーデンにおける大事なポイントですね。
「コンテナで育てる」ことについての大事なポイントも教えてくれました。
まずは環境を知ること。
日当たりはどうか、風通しはよいか、防寒・防風対策がきちんと出来る場所なのか。
ちなみに、都心の屋上の気候は、「砂漠」と同じくらい植物にとって過酷な環境だそうです。
そして容器!
本来は大地に根ざして成長するのが植物ですから、出来るだけ土がたっぷり入る
大きな鉢が良いそうです。素材は風通しの良さを考えて、素焼きや木製のものがおすすめ。(プラスチックでも可)
良い土を使うことも、大切です。
良い土とは、水はけが良いことが1番の条件だそうです。軽くてふわふわしている感じでしょうか。
ちなみに、間室さんおすすめの肥料は「マグァンプ K」。
ここまでできたら、ポタージュガーデンを始められそうですね。
仮置きが大事です!と間室さんはおっしゃっていました。
実際に土に植え付ける前に、それぞれの植物がどのように成長するのかを予想して、
配置を考えます。(例えば、1株がとても大きくなる植物のすぐ真下に別の植物を置いてしまうと、
今は大丈夫でもゆくゆくは日陰となってしまうので成長が悪くなったり、とか。。)
またネギ類は、病気や虫を予防してくれるので、一緒に植える植物として適しているそうです。
講師の間室さん。
ここに全て書ききれないのが残念ですが、本当に細かく熱心に講演いただきました。
菜園初心者の私にとって、大変勉強になった1時間半でした
間室先生、セミナースタッフの皆様、どうもありがとうございました!
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