[HERB REPORT] 島ハーブのはなし①
こんにちは! キッチンガーデニストクラブです。
皆さん、これなんだか分かりますか?
これは沖縄地方では「サニン」「サンニン」とも呼ばれる月桃(ゲットウ)の実です。
月桃は沖縄や小笠原、九州南部に自生するショウガ科の植物。
去痰、抗菌、消臭、防虫、健胃など、様々な作用があるハーブ(薬草)で、
種は白手伊豆縮砂(シロテイズシュクシャ)という生薬としても使われています。
9月初旬に訪れた石垣島では、たくさんの月桃の実に出会うことができました!
少しだけいただいて、自然乾燥させたのが先ほどの写真。
そしてこれを2つほどコップに入れて、お湯を注げば……
見た目にもかわいい!
なんと~も香り豊かな月桃茶の出来上がり!ほのかに甘い、優しい味がします。
ポンッと入れるだけなら、オフィスでも手軽ですよね。
美しい島の風景を思い出しながら……の、ひととき。幸せです♪
石垣島の朝焼け
和紙をひいた箱に入れれば、ちょっとしたお土産やギフトにも……。
お土産にマンゴーを期待していたらごめんなさい…ですが(笑)
沖縄では月桃の実、花、種子、葉をあらゆる生活の知恵に用いてきたそうです。
抗菌作用がある葉でご飯やおもちを包んだり、蒸留水を使って化粧水にしたりする他、
防虫、防カビ、消臭などなど本当に万能選手!
地域に根付く、ハーブのある暮らし。とても興味深いですね。
今度石垣島を訪れた際は、お茶以外にもいろいろと試してみたいと思います♪
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