2010年4月19日 17:39

キッチンガーデニスト・クラブの近藤です。

1ヶ月近く経ってしまいましたが、ラディッシュのご報告です。
タネまきから、42日目です。

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ハツカ(二十日)ダイコンというくらいですから、
すでに収穫出来ていても良いのですが、
天候不良で極端に生育が遅くなってしまいました。
基本的に外で育てていますが、冷たい雨や季節外れの雪にも遭い
過酷な環境になってしまいました。
ここ数日気温が上昇し、収穫へ向けて追い込みに期待を
と思っていたのですが、、なんと害虫にやられてしまいました!

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写真で見るとハダニっぽくもありますが、
エカキムシ(ハモグリバエの幼虫)が描いた跡が
はっきりわかるものもありました。
思えば、昨年同じ場所で、トマトがエカキムシに
襲われ全滅したのでした。対策が甘かった、、。
葉がやられると根もダメなのでしょうか。
根元はラディッシュの色をしていますが、
まだ膨らんでおりません。
手遅れかもしれませんが、今後の参考にもなるので、
殺虫対策をしようと思います。
しかし、ショックが大きい〜。

2010年4月19日 15:15

キッチンガーデニスト・クラブの近藤です。

前回のご報告の最後に、
「陽気と共にグングン成長してくれる予感がします」
とコメントしましたが、例年にない寒い日々が続きました。
そのため、ベビーリーフの生育もゆっくりしたものになりました。

タネまきから28日後です。
室内で育てたため、ひょろひょろと細長い
印象になってしまいました。
陽の出た日は、外へ出し、陽射しの栄養補給です。
陽射しを浴びると、グンと一段階成長が促されます。

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タネまきから39日後です。
葉の厚みも出て、葉脈もしっかりしてきました。
色も青々としておいしそうです。

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タネまきから50日後です。
プランターから溢れる様子になりました。
もういつでも収穫できる感じです。
主には週末が手入れの日になっているので、
翌週まで持ち越しです。

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タネまきから57日後です。
いよいよ収穫です! 
これまで小さなプランターの生育状態をご報告していましたが、
定植の際に、大きなプランターも作っていました。
小さな方は室内で、大きな方はベランダで育てました。
寒い日もありましたが、やはり外で育てた方が、
逞しく大きくなりました。
平均的なサイズの葉で比較すると良くわかります。
しかし、その代償として虫にも襲われてしまいました!
ハモグリバエがついてしまったため、
残念ながら収穫はわずかしか出来ませんでした。
葉を直接食べるので、対策は早めに行うべきでした。

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収穫は葉が柔らかいので、手でも出来ます。
子どもでも簡単に獲る事が出来ました。
これまで、水やりに協力していたので、
興味深く、しかし大胆に収穫していました。

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収穫したリーフは、ダイアリーにあるレシピで頂きます。
ラディッシュが間に合わなかったので、
リーフだけになってしまいましたが、
野菜独自の香りを楽しむ事が出来ました。

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ちなみに、普段は葉物野菜は食べない子どもも
収穫体験をしたからか、自分から積極的に食べました。
野菜づくりは好き嫌いをなくす近道のようです。

2010年3月31日 18:50

キッチンガーデニスト・クラブの原です。
いよいよ野菜づくりをスタートします。

第3回-----------野菜を植える場所を決める「畝立て」と
野菜を選び、タネ芋を蒔く

野菜をつくる場所には、土を盛って畝をつくりました。
畝をつくると、野菜を育てる作業がラクになります。

うね_小.jpg


天地返しをして畝をつくり
作付けの準備をしている間に室内では
「こかぶ」のタネを発芽させる作業をしています。
タネの色がセルリアンブルーで、タネらしくないのが不思議です。
でもちゃんと芽が出ました、写真は4〜5日の「こかぶの芽」。
もう少し大きくなったら間引きして元気そうなのを
いよいよ作付けです。

DSCF4323_小.jpg


ホームセンターに行ったら、里芋のタネ芋が出ていました。
2年ほど続けてジャガイモを作ったので
今年は里芋に挑戦です。
里芋の栽培は無農薬栽培にむいているそうなので
我輩にはぴったりです。
保存がきくし、なにしろ美味しいので
上手くできるかどうか楽しみです。

里芋_小.jpg


元肥をたっぷり入れて、畝を作りタネ芋を植え込みます。
牛糞と緩効性肥料を加え土をかけ、
タネ芋の芽を上向きにいれて5センチほど土を盛ります。

さといも植え付け_小.jpg

里芋は高温を好み、乾燥に弱いそうなので
今後は水やり、マルチング、土かけ、追肥など
いろいろとやることが多くなりそうです。

2010年3月26日 16:49

キッチンガーデニスト・クラブの近藤です。
ベビーリーフと並行して、
ラディッシュも育てる事にしました。
ハツカダイコンの『カラフルファイブ』という品種です。
キッチンガーデニスト・ダイアリーでは
191ページに紹介されています。

ラディッシュ_タネ袋.jpgIMG_6670_小.jpg

発芽適温の15℃にはまだ足りないので、
まず小さな鉢に植え、家の中で発芽させる事にしました。
タネの小ささはいつ見ても驚きます。
点まきをして、キリフキで水をたっぷりあげました。

ラディッシュ_タネ.jpgIMG_6516_小.jpg
8日後です。早速発芽しています。
水やりは毎日キリフキで、表面が渇かない様にあげました。
苗の根元がすでにラディッシュ色です。
IMG_6584_小.jpgIMG_6577_小.jpg

タネまきから15日後です。
そろそろ混んで来たので、
間引きとともにプランターへ植え替えをしました。
ラディッシュは思った以上に生育が早いので、
初心者には手応えがあって楽しいです。
しっかり根付いている形の良い株を選びます。
それでも、思いがけず生えて来た様な
小さな株のがんばりを見ると、
間引けない気持ちになります。
写真のチビも植え替えました。

IMG_6615_小.jpgIMG_6664_小.jpg

2010年3月15日 19:02

第2回-----------畑を耕す

野菜づくりに適した土をつくるために、
まずは畑を耕すことから始めました。

わが家の土は、粘土質の土壌であることが分かったので
土の改良を行わなければなりません。
土はすぐに良くなるものではないので長い目で変えていくつもりです。
まずは粘土質土壌を改良するのに合わせて「天地返し」を行いました。

7開始_小.jpg
スコップで天地返し開始
1.開墾前_小.jpg
天地返しする前


この天地返しとは、寒さの厳しい時期に、
土の表層と深層を入れ替えることです。
これによって暖かい土の中で越冬している虫や悪い菌などを
日光と寒気で死滅させたり、雑草の宿根を寒さにあてて、
春に生えてくる雑草を抑えるために行うものだそうです。
また、土を柔らかくすることにより、
種まきしたり、植えつけたときに、根がしっかりと張って、
植物が丈夫に育ってくれるなどの効果があるそうです。

8開墾_小.jpg


冬以外にも作付け前には天地返しをしたほうが良いみたいです。
なぜなら、前の野菜づくりで使った堆肥などが土の深い方に下がっているので、
上下の土を入れ替えることで肥料が偏ったようになっているのを
直すことができるそうです。
こうすると作付け後に野菜の生育が良くなるそうです。  

次にやらなければならないのが、酸性土壌の改良です。
日本は雨が多いので、土の中のカルシウム(石灰)や
マグネシウム(苦土)が溶け出し、酸性土壌になりがちなんだそうです。
酸性が強くなりすぎると野菜の“根っこ”が傷み、
必要な栄養を十分に吸収できなくなるので
酸性度を中和する必要が出てくるのだそうです。

苦土石灰1_小.jpg苦土石灰2_小.jpg
苦土石灰を撒いたところ

 


ここで、そのステップどおりに進めます。
STEP1、タネまきや苗の植えつけの1ヵ月〜2週間前に作業。
STEP2、深さ20〜30cmを掘り起こし。
STEP3、1m2当たり100〜200gを目安に、苦土石灰を散布。
STEP4、石灰だけを散布すると土がかたくなってしまうので、堆肥も忘れずに補給。

ホームセンターで買ってきた苦土石灰は散布後すぐに作付けできるものなので
STEP1の1ヵ月〜2週間前に作業スルを短時間にできてとても便利です。
堆肥はすぐに植え付けができるとうたっている「お馬の堆肥」と
古い土のリサイクル材のふたつを土によく鋤き込んで
作付けの準備がほぼ整いつつあります。

馬の堆肥_小.jpgふっかふか_小.jpg
堆肥1_小.jpg
堆肥を撒いたところ
石灰と堆肥_小.jpg
苦土石灰と堆肥を一緒に撒いたところ
開墾後1_小.jpg
よく混ざった畑の土


天地返しをして苦土石灰と堆肥を良く混ぜ合わせて
作付けの準備が終わった我が畑。
なかなか良い感じになったような気がします。
次はいよいよ畝づくりです。

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