先日当サイトで紹介をしたリキシャタンク。
早速そのリキシャタンクの生みの親である絹
自転車製作所(シルクサイクルズ)の
荒井さんのもとへ訪ねて参りました。
早速、キシャタンクの開発経緯について荒井さんにお話をうかがいました。
やはりきっかけはあの東北大震災。
なんと荒井さんはアイデアから3日でリキシャタンクの制作に入り
5月に中国で生産に向けた制作を開始したという恐るべきスピードです。
当日は貴重なプロトタイプ型のリキシャタンクも拝見させていただきました。
さらに荒井さんは「アイデアはあるけど具現化するのが難しい」と言います。
特に量産に入る際の工場での中国人とのやり取りでは
いかに彼らにやりたい事を伝えられるかだそうです。
機能がある外見とは必要なものをそぎ落とすこと。
特に自転車の場合はごまかしのできないプロダクトなため
デザインの真理にせまるのは本当に大変とのこと。
そんな荒井さんの考え方の一つに
「ある物で何とかする!ない物を要求してはダメ!」とおっしゃられていました。
実際に工場には雨水をためる貯水路や一斗缶で作ったコンロなどがありました。
自らの力で生き延び、そして持続可能な生活を提唱する
SURUSU的な発想を具現化しているように思われます。
前回の記事でもご紹介したとおりリキシャタンクも
我々SURSUSの目指す自転車のコンセプトにかなり類似する点が多く
今回の取材はとても参考になるところが多く勉強になりました。
絹自転車製作所 Silk Bicycle Factory
〒150-0311 埼玉県比企郡鳩山町石坂1414
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