eof; } ?> eof; } ?> 消防隊が来る前に:SURSUS Survival&Sustainability

SURSUS  Survival&Sustainability

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2013年12月 6日 08:58

今年10月、横浜市西区西戸部町3丁目で
地中にある消火栓の扱いを学ぶ訓練が行われました。
この地区は、木造住宅密集地(木密)に延びる幅2メートルほどの細い路地で、
火事になると、たちまち火が燃え広がる危険地域。
実際に過去にも火災が起きて一瞬にして火の手が広がったそうです。

これは、区内のこういった木造住宅密集地で地震が発生した際の減災、
自助・共助の推進を目指し、
西消防署と区役所が今年の8月から始めた取り組みです。

モデル地区に指定した西戸部町3丁目へは、
口径が細くて軽いホースがセットされた可搬式の
「スタンドパイプ初期消火器具」を1台貸与。
女性でも消火に取り組みやすい環境を整えています。

いち早く消し止め、延焼を防ぐ。
消防が担うべき役割は重いが、
大小の消防車が区内の路地に入ることができるかを実際に試した結果、
進入することができず消火活動が困難な場所は26自治会の62ヶ所にも上ったそうです。

現実味を帯びるのが、「公助の限界」です。
だからこそ今、「共助の充実」に活路を求め、
消火作業や安全確保のノウハウを地域に還元する試みに力を入れるべき時です。

住民が手分けして行うバケツリレーは現実には難しく、
消火栓を扱える人を増やすことが先決です。

一度体験をしておけば、
いつか来る「そのとき」にきっと役に立つことでしょう。

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